###はじめまして
初投稿です。 おてやわらかに願います。 デスクトップにfedoraを使っています。
###ながれ
fedora33(x86_64) から fedora34 への upgrade で rdma-core-35.0-1.fc33.i686 の存在により止まりました。その対処メモです。
wine を削除、依存関係で2つの i686.rpm パッケージを削除、その結果 rdma-core-35.0-1.fc33.i686 を削除、fedora34 に upgrade できました。
###おそらく もしかしたら
- 以前、 fedora32(x86_64) から33へオンラインアップデート(というのでしょうか)された
- そのfedora32 で既に wine をインストールされていた
場合に関係あるかもしれないおはなしです。
fedora34 へ upgrade を実行するも
$ sudo dnf system-upgrade download --refresh --releasever=34
<中略>
問題: rdma-core-35.0-1.fc33.i686 は下位アーキテクチャがあります
- rdma-core-35.0-1.fc33.x86_64 はdistupgradeレポジトリーに属していません
- インストール済パッケージの問題
と表示され止まりました。( --skip-broken を試すも、同じ結果)そこで rdma-core-35.0-1.fc33.i686 を消すために wine などをアンインストールしました。
$ sudo dnf erase wine -y
$ sudo rpm -e libibverbs-35.0-1.fc33.i686 libpcap-14:1.10.1-1.fc33.i686 #依存関係
$ sudo rpm -e rdma-core-35.0-1.fc33.i686
###改めて34へアップデート
$ sudo dnf system-upgrade download --refresh --releasever=34
$ sudo dnf system-upgrade reboot
無事にシステムの upgrade が完了しましたら
(ログイン画面からのデフォルトが GNOME に戻っていました。右下の歯車マークから LXDE (自分の場合)を選び直します)
$ sudo dnf install wine -y
/home/{USER}/.wine を削除せずにいたためか33までに wine でインストールしていたソフトたちはスタートメニューからすぐに使えました。
--allowerasing オプションはシステムファイルを削除するような趣旨のダイアログが見え今回は怖くてやめました(SSなしスミマセン)
取り急ぎ(?)(もう fedora35 がリリースされますね...)
###おまけ
削除したいパッケージ(今回は「rdma-core-35.0-1.fc33.i686.rpm
」)
以下で依存関係の一覧に、システムでない別のパッケージ(今回はwine
)を見つけました。
$ sudo rpm -e 削除したいパッケージ名.i686.rpm
以下で同居していることも確認、
今回は、別途用意した仮想環境へクリーンインストールしたfedora34にそもそも「削除したいパッケージ名.i686.rpm」が存在しないことも確認し、
$ sudo dnf list installed | grep 削除したいパッケージ名
削除したいパッケージ名.i686.rpm
削除したいパッケージ名.x86_64.rpm
###お礼と感想
お読みいただきありがとうございました。
さらっと解決されてしまうQiitaの先輩方がこわくて下書きの山を作っています。