ATOM
node-gyp

Windows10でAtomのTerm3を入れる(たぶん)最小の方法

More than 3 years have passed since last update.

Visual Studio 2015 なんて無かった!無かった!1

【注意】作者はターミナルに NYAGOS + cmder を使っていますので、プロンプトとかがおかしい気がしますが、気のせいです。


node-gyp rebuild でのエラーはもう見たくない

Atom のパッケージは JavaScript (実体は altJS といくつかのファイル) だけで作られているのがほとんどですが、中にはコンパイルが必要な物があります。そのとき使われるのが node-gyp です。node-gyp が正常に動作するには次の二つが必要です。


  • Python 2.7.x

  • C/C++ コンパイラ


    • Linux : GCC + make

    • OS X : Xcode

    • Windows : Visual C++



この二つがインストールされて、かつ、認識されていないとパッケージインストール時に node-gyp rebuild でエラーになります。ちゃんとインストールされているかは apm -v で確認できます。

Linux と OS X は余り悩む必要はありません。Linux なら Python はほぼデフォルトで入っていますし、入っていなくてもパッケージで簡単に入れられます。あとは make と GCC もパッケージで簡単に入れらます。OS X も Python はデフォルトで入っていますし、Xcode も App Store から簡単に入れられます。しかし、問題は Windows です。


node-gyp の環境を整える


Python 2.7.x

Python は公式の Windows 版がありますので、それをインストールするだけです。Chocolatey を入れているのであれば、コマンド一つで入ります。

$ choco install python2


Visual C++

node-gyp の推奨では、Windows 10 では Visual Studio Community 2015 です。IDE 本体だけで無く、C# のコンパイラが必ず入る2こともあり、かなり容量が必要になってしまいます。

と言うことで、Visual C++ のコンパイラやそれに必要なツールのみをインストールできる Visual C++ Build Tools 2015 を使います。Visual C++ Team Blog | Announcing the official release of the Visual C++ Build Tools 2015 からダウンロードしてください。コンパイラ自体は Visual Studio 2015 Update 2 と同じものだそうです。リンク先のサイトからダウンロードしてインストールしましょう。インストールオプションはとりあえず全てにしておきます。もしかしたら、デフォルトでも良いかもしれません(未検証)。

インストールが終わったら、一つだけユーザの環境変数を設定する必要があります。環境変数の設定は何でも良いのですが、Rapid Environment Editor3 がお勧めです。

変数

GYP_MSVS_VERSION
2015

Rapid Environment Editorで作成する場合、TypeはStringにします。


Atom で確認

Pyothon と Visual C++ のインストールおよび環境変数の設定が終わったら、ターミナルを起動し直してから apm -v コマンドで認識されているかを確認します。

$ apm -v

apm 1.9.2
npm 2.13.3
node 0.10.40
python 2.7.11
git 2.7.1.windows.1
visual studio 2015

pyothon と visual studio の所にバージョンが出てきましたでしょうか?出てこないようであれば、再度インストールされているかを確認して下さい。


Term3 のインストール

では、Term3 のインストールをしたいと思いますが、設定から term3 を選んで Install でうまくインストールできるはずです4

デフォルトのシェルは PowerShell です。他のシェルを使いたい場合は、Term3 の設定を変更します。

シェル
Shell Arguments
Shell Override

コマンド プロンプト

C:\Windows\System32\cmd.exe

NYAGOS

C:\ProgramData\Chocolatey\bin\nyagos.exe5

Git の bash
--login -i
C:\Program Files\Git\bin\bash.exe

指定はフルパスである必要があります。".exe"等の拡張子は必須です。パスにスペースがある場合でも、"で囲む必要はありません。

これで一安心と思いきや、なぜか、環境変数 PATH が吹っ飛びます。なんで吹っ飛んじゃうかはまだ調べてないです。そのうち調べます。そのうち直るんじゃ無いかな…。

これで Windows でも Atom だけで生活できるね!できるね!6


2016年6月3日 更新


  • Visual C++ Build Tools 2015 正式リリースに伴い、ダウンロードするURL等を変更しました。

  • Term3 が Windows への対応として pty.js から ptyw.js へ変更済みのため、パッチは不要になりました。

  • Term3 でのコマンド指定方法について変更しました。





  1. 大事なことなので二回言いました。 



  2. それなのに、C++ はオプションに格下げという理不尽さです。なお、Express for Desktop も C# 等が入りますので同じです。余談ですが、C# のコンパイラが必要な場合は、Microsoft Build Tools 2015Mono for Windows があります。 



  3. choco install RapidEE で入ります。 



  4. Term3 本家で問題があった Windows だと問題があった pty.js から ptyw.js に変更済みです。以前の書き込みにあった修正は必要ありません。 



  5. Chocolatey で入れた場合。 



  6. 大事なことなので(ry