Windows だと設定するのに色々と面倒な Dvorak。でも Mac なら OS標準 で、しかも GUI で設定できちゃいます。ということで、Mac を使っている人は今すぐ Dvorak を使おう!ってことで設定方法を紹介したいと思います。
環境: OS X EL Capitan
キーボード: US (JISキーボードでもいけるんじゃね?)
準備編
まずは設定画面を出さないとどうしようもありません。
Finder → アプリケーション → システム環境設定
で「システム環境設定」を開きましょう。二段目の右から三番目の「キーボード」を選択します。「キーボード」設定画面で上部タブの「入力ソース」を選びます。これで、キーボードの入力について色々設定する準備ができました。
直接入力
まずは直接入力です。「入力ソース」の画面で「+」を押します。入力ソースの一覧が出てきます。右側で「英語」を選んで左側「Dvorak」を選んで「追加」をクリックです。「Dvorak」が追加されるのを確認しましょう。
おめでとう!これで直接入力で Dvorak が使えるようになりました。不要な「U.S.」は削除しちゃってかまいません。
日本語入力
Dvorak は日本語のローマ字入力でこそその威力を発揮します。Windows だとレジストリいじってゴニョゴニョする必要がありますが、Mac ではそんなことは不要です。「入力ソース」で「日本語」を選択すると右側に設定が現れます。設定の所を下にスクロールしていくと「英字のレイアウト」というのがあります。デフォルトでは「U.S.」になっていると思いますがこれを「Dvorak」に変えます。
おめでとう!これで日本語入力で Dvorak が使えるようになりました。直接入力も日本語入力もこれで全部 Dvorak です。
ATOK 2015
ATOK を使っているなんてなかなか通ですね。ATOK でも GUI から簡単に設定できちゃいます。なぜなら、Mac だからです。同じく「入力ソース」で「ATOK 2015」を選んで設定画面を出しましょう。「環境設定ツール」をクリックして「ATOK 環境設定」の画面を出しましょう。「設定項目」の「入力補助」→「キーボード配列」を選びます。右側に現れた「英字入力時のキーボード配列」を「Dvorak」に変えて「OK」をクリックします。
おめでとう!これで ATOK 2015 で Dvorak が使えるようになりました。Dvorak でも徳島生まれの優れた日本語変換で高速入力が可能になります!
まとめ
設定箇所さえわかればどれも簡単に設定できたと思います。Mac なら、面倒なソフトのインストールもレジストリ設定も必要ありません。Mac をお使いの方は今すぐ Dvorak に変更です!Windows をお使いの方は今すぐ Mac を購入です!Linux をお使いの方はインストールするときにキーボード配列で Dvorak を選んでいるはずです!
え、ログイン画面が QWERTY のままだって?ログイン画面での変更はバグがあったりするし、アップデートで勝手に初期化されたりするし、ちょっと面倒なので、今回はパスさせてください・・・。