SteamDeckでUbuntuを使おうと思った理由
SteamDeckをサーバー化しようという計画の元、ArchLinuxをベースとした、SteamOSでは不都合が多すぎるので、Ubuntuをインストールしようと思い立ちました。
使用環境
- SteamDeck 64GB eMMCモデル
- 32GB SD カード おそらくhidisk
- 16GB USBメモリー
- Ubuntu 23.04 日本語Remix
Ubuntuインストールイメージの取得
正直これは公式でも日本語Remixでもどちらでもいいのですが、旧インストーラーを使いたかったので、日本語Remix版を使いました。
https://www.ubuntulinux.jp/download
22.04 LTSでも23.04でも構いません。
USBメモリーにイメージを焼く
今回使うのはBalenaEtcherです
AppImageのものを選んでください。
BalenaEtcherが起動したら、SelectImageでダウンロードしたisoファイルを、SelectDriveでフラッシュ先ののUSBを選択してください。(たいていUSBメモリーは自動選択されている。)
USBメモリーのデータは全て消えます
消えてほしくないデータが有る場合は、バックアップを取ってください。
Flash!のボタンを押します。これを押すと書き込みが始まります。管理者権限を求めるダイアログが出てきますので管理者パスワードを打ってあげてください。このダイアログは脱走するのでちゃんと捕まえてください。
Ubuntuのインストール
1.USBからのブート
SteamDeckにUSBを接続し、電源を切ります。
そして、音量-ボタンを押しながら、起動します。そこに表示されたものに先程フラッシュしたUSBメモリーが表示されているはずですので、それを十字キーで選択肢、Aを押します。
2.起動エディションの選択
起動をするとTry Ubuntuやらなんやら書いてあると思います。
ここではUbuntu (Safe Grafic)を選択します。画面が縦向きになっていますが、十字キーは横向きのままです。十字キーの下を押して選択をし、Aで決定をしてください。間違えて右をしてしまうと一生画面が表示されない状態になってしまうので気をつけてください。
3.Ubuntuのインストール
しばらく待っていると、Ubuntuのインストーラーが表示されると思います。
しかし、とにかく不安定です。動かなくなったな、謎の画面に行ったな、と思ったら、それの意味がわかる&解決できる人以外大人しく再起動しましょう。1.からやり直しです。
無理に解決しようとして破壊しないこと!
数回再起動していると、調子がいいときが見つかるはずなので、そこでインストールします。インストールは道なりです。そのままですから。私はSDカードにインストールしたかったのでSDカードのパーティションの設定などをしましたが、適宜書き換えてください。
パーティションの設定一つで、SteamOSが吹き飛びます。しっかり確認して行いましょう
マルチブートをする場合はパーティションをしっかり分けて行ってください。
ユーザー入力ではパスワードの画面ではソフトウェアキーボードが表示されません。適宜外付けキーボードを使ってください。
4.Ubuntu起動
セットアップが終わって再起動をすると、Ubuntuデスクトップが表示されます。お疲れさまでした
エラー
- 画面が一向に表示されない - GURBでSafe Graficを選択してください。
まとめ
Ubuntuのインストールはこれで完了です。あとは煮るなり焼くなりご自由にどうぞ!では楽しいLinuxライフを!!