LPIC101の学習の際に圧縮・解凍系のコマンドがいろいろ出てくるので、整理してみることにした。
gzipコマンド
gzip [オプション] [ファイル名]
オプション無しで圧縮。
| 主なオプション | 説明 |
|---|---|
| -d | 圧縮ファイルを展開(圧縮ファイルは残らない) |
| -c | 元ファイルを残して標準出力に出力 |
| -r | ディレクトリ内の全てのファイルを再帰的にそれぞれ圧縮 |
gunzipコマンド
gunzip [ファイル名]
gzipのdオプションと同様。
xzコマンド
xz [オプション] [ファイル名]
gzip,bzip2コマンドより圧縮率が高い。
| 主なオプション | 説明 |
|---|---|
| -d | 圧縮ファイルの展開 |
| -k | 圧縮・展開後に元ファイルを残す |
| -l | 圧縮ファイルの情報を表示する |
unxzコマンド
unxz [ファイル名]
xzコマンドのdオプション使用時と同じ。
tarコマンド
tarコマンドはアーカイブの作成・展開のコマンドだがオプションで圧縮・解凍もできる。
tar [オプション] [ファイルまたはディレクトリ名]
| 主なオプション | 説明 |
|---|---|
| -c | アーカイブを作成 |
| -x | アーカイブを展開 |
| -t | アーカイブの内容を表示 |
| -v | 詳細情報の表示 |
| -z | gzipを通して圧縮・展開 |
| -j | bzip2を通して圧縮・展開 |
| -J | xzを通して圧縮・展開 |
cpioコマンド
cpioコマンドもアーカイブの作成・展開のコマンド。
cpio [オプション]
| 主なオプション | 説明 |
|---|---|
| -o | アーカイブ作成 |
| -i | アーカイブ展開 |
cpioコマンドは標準入力や標準出力を使用するため、find,lsなどで入力情報をパイプで渡して、リダイレクトで出力する。
bzip2コマンド
bzip2 [オプション] [ファイル名]
オプション無しで圧縮。
| 主なオプション | 説明 |
|---|---|
| -d | 圧縮ファイルを展開 |
| -c | 元ファイルを残して標準出力に出力 |
bunzip2コマンド
bunzip2 [ファイル名]
bzip2コマンドのdオプション使用時と同じ。
bzcatコマンド
bzcat [ファイル名]
bzip2コマンドのcオプション使用時と同じ。