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リモートワークを始めて1年が経過し、幸福だったこと・苦痛だったこと・より幸福になるために

More than 3 years have passed since last update.

まず初めに

前提条件として会社の就労形態により、この記事と皆様が経験しているリモートワーク、これから経験するリモートワークと、私が経験したリモートワークの乖離があるかもしれません。
ただし、共通項もいくつかあるかと思いますので、取捨選択しながら、ご参考になればと思います。
Qiitaの記事投稿は初めてなので、至らぬ点があるかと思います。
助言などがありましたら喜んで承ります。

幸福だったこと

  • 自由な時間が増えた
    • 出退勤の時間がほぼ消失。片道一時間で計算すると、週で10時間、月で40時間。安く見ても5万円以上の価値がある。
  • モチベーションが上がった
    • 裁量労働制と組み合わさると好きな時間に寝て、好きな時間に起きることができる。
    • 人間関係の煩わしさからある程度解放されて、全力で業務にあたれる時間が増える。
    • どんなに忙しくても自宅にいることで、ある程度の心の余裕が持てる。
  • 生活環境が改善された
    • 隙間時間で自炊ができて料理のレパートリーが増える。
    • 考え事をしながら掃除ができる。
    • 近所にジムがあるため、気分転換で体を鍛えられる。

苦痛だったこと

  • 人間関係及びコミュニケーションの問題
    • チャット先の人の顔がわからないため、明確に発言の意図が掴めない時がある。
    • 上記の逆でチャット先の人がこちらの意図を曲解してしまうことがある。
  • 生産性の問題
    • 誘惑に負けると生産性の低い時間が増えることもある。
    • 社内メンバーと顔を合わせない時間が増えるため、情報共有打ち合わせが必要だが、その打ち合わせが異様に長い。
    • 全メンバーがある一定以上のスキルでないと、むしろ生産性が低下する。※0にならないので、何とかはなる。
    • Web会議の出席者において一人でも環境が悪い場合、会議の生産性が低下する。
  • 精神的な問題
    • お互いが何をしているかが不明な状態が続くことも割とあるため、本当に大丈夫だろうかとお互い疑心暗鬼になる。
  • 稼働時間の問題
    • 良くも悪くも私生活と業務の境目が曖昧になるので、タスクが多いメンバーは長時間稼働が常習化する。
  • 人生設計の問題
    • 独身の場合、引き籠りが加速し、今後の人生が不安になる。(コミュ障の人間嫌いでも不安になります)

より幸福になるためにすべきことの考察

幸福だったことについては、このまま維持できる物として省略します。
人間関係及びコミュニケーションの問題、生産性の問題、精神的な問題、人生設計の問題の小分類9点について、それぞれの対策考察を書いていこうと思います。
ここからが本題になります。

チャット先の人の顔がわからないため、明確に発言の意図が掴めない時がある。

上記は自己解決が可能です。
人間関係のトラブルを未然に防ぐために、自分が文章を読んで認識したものが正しいと思いこまないように注意してください。
普通の人間は、物事を捉える時に自分の都合の良い受け取り方をします。
※「コイツむかつくなぁと思っていると、その人の発言が害意がある発言に聞こえる」、「進捗どうですか?と聞いて、何とか大丈夫ですの回答を問題なしと捉える」など。
対策としては必ずワンクッション置いて、その発言がどういう物かを捉える機会を増やすことが有効です。
〇〇ということですか?と聞いたり、相手が何を思っているかを再確認したり、可能であれば第三者の介入は非常に効果的です。

上記の逆でチャット先の人がこちらの意図を曲解してしまうことがある。

上記は自己解決可能ですが、相手の認識を変えるという作業が若干難易度が高いです。
ここで一番良いのは第三者の介入です。
ただ、第三者の介入が望めない場合は辛抱強く相手の認識をヒアリングし、主語述語修飾語を明確にした上、言い方を変えつつ再度伝える必要があります。
こういった問題が常習化し、コミュニケーションロスが多く発生する場合には、体制や役割・ルールの明確化、もしくは改革が必要になります。

誘惑に負けると生産性の低い時間が増えることもある。

これはいくつか解決手段があります。

  • 毎日必ず時間刻みで自己管理を行う
  • 作業レベルを手を動かすだけにする(設計書のないコーディング等はそう簡単に行かないですが。。。)
  • ポモドーロ・テクニックを駆使して区切りで成果物をあげる

私自身にとってこの問題は無視できないレベルまで大きくなりました。
ポモドーロ・テクニックと時間刻みの自己管理で、改善対策を図ろうと思います。成功した場合は試みを別途記事にします。

社内メンバーと顔を合わせない時間が増えるため、情報共有打ち合わせが必要だが、その打ち合わせが異様に長い。

これは正直会社によると思います。そして、独力では解決できない問題です。
メンバーの足並みを揃えて、どう対応していくかを考えるべきですが、一旦私の思想をまとめます。

  • 情報共有は必要か?
    確実に必要。
  • 全員が同じ情報を持つ必要があるか?
    その必要はない。
  • 同じ情報を持つ必要性がない根拠は?
    経営者から作業メンバ、事務員が混ざり合う中でプロジェクトスタートの話をしても有効な価値は提供できないし、逆に理解してもらうコミュニケーションコストもかかる。
    その上で有用なアイディアや提案が出る可能性はかなり低い。
  • どのような情報共有が理想か?
    「何のための」情報共有会議かを明文化し、その議題に合わせて参加者を適宜選出する打ち合わせが最も少ないコストで、最も効率の良い時間と人の使い方ができると考えています。

現状私が直面している問題は、「情報共有会議」のための会議となっていて、手段と目的が混同していることが悩みの種です。
共有した結果、どうしたい・どうするを考慮し今後の動きを決定するのが重要で、共有してふーんで流れるくらいならむしろしない方がマシと考えているので。
大雑把な理由のため全員が参加する必要が発生し、膨大な時間の浪費に繋がります。
これはどの業界、どの組織でも起こりうる問題なので、アジェンダをしっかり見直して打ち合わせをうまく活用する必要があります。

全メンバーがある一定以上のスキルでないと、むしろ生産性が低下する。※0にならないので、何とかはなる。

これは難しい問題で、組織として取り組む必要があります。
経験の浅いメンバーが加入した場合には、必ず熟練者以上のメンバーが手厚くフォローしつつ成長促進をしないと、参入メンバーは伸び悩みお互いが不幸になります。
可能であれば業務経験が豊富で、自己管理能力があるメンバーを入れていくことが一番手早く有効な手段かと考えています。
逆に一番やってはいけないのは、自己管理能力がないメンバーを入れる事です。
私自身は見たことがないですが、自己管理ができないメンバーの生産性は0になり、リモートワークという体質上発覚が遅れ、大問題に発展する可能性が非常に高いです。
ここは遭遇しないように厳重な注意を払う必要性があります。

Web会議の出席者において一人でも環境が悪い場合、会議の生産性が低下する。

実際にこの問題にはぶつかるまで意識したことがなかったのですが、会議出席者の作業環境が一人でも悪い場合において生産性が低下する問題がありました。
気付いた点としては以下になります。

  • 通信環境が悪くノイズが入ったり途切れたりする。
  • 事前通信テストせずに音声やカメラ入力がうまく行かずに、最初の数十分ゴタゴタする。
  • 子どもの音声が入り、会議進行が止まる。

これらの問題は直接トラブルを起こしているメンバーに指摘する必要がありますが、指摘する必要が発生した時点で後手に回っていることになります。
リモートワークメンバーを追加する上で、事前に作業環境をヒアリングしたり(家族がいる場合、一人で作業できる環境が構築できるのか)やWeb面談を通して通信環境を確認する、などでフィルターをかける事前対策が有効かと考えています。

お互いが何をしているかが不明な状態が続くことも割とあるため、本当に大丈夫だろうかとお互い疑心暗鬼になる。

この問題の対策自体は簡単です。
できなくて当然、できればラッキーというような精神の持ち方をして、過剰な期待を寄せないようにしましょう。
この心も持ち方をするだけで、自分自身が幸せになれます。
実態として不安な場合かつ可能な場合は、失敗しても問題ない業務をやってもらう、というのが一番良いでしょう。
その上で信頼関係を構築し、少しずつ難しい仕事・重要な仕事を任せていくと精神が安定すると思います。

良くも悪くも私生活と業務の境目が曖昧になるので、タスクが多いメンバーは長時間稼働が常習化する。

この問題は可能な範囲で自分の領域を明確にし、働く時間も明確にし続けるという作業が必要なります。
取り繕ったとしても、人間一人頭の生産性には限界があるので(たまに生産力お化けもいますがここでは触れません)、自分の領域内で全うできるタスクのみを請け負うという形で稼働時間と自分の生活を守る必要があります。
もしもこれがあなた自身ではなく、他のメンバーが困っているようなら、あなたの時間の許す限りでいいので、助けの手を差し伸べることでお互いが幸せになれるでしょう。

独身の場合、引き籠りが加速し、今後の人生が不安になる。(コミュ障の人間嫌いでも不安になります)

夜寝る前に布団につくと、10年、30年、50年先までこんな孤独な生活を送ることになるのだろうかと不安になります。
長時間稼働の問題を解決し、外に出て、色々な人との触れ合いの機会を作るしかないと思います。
お勧めの場所、イベント、お誘いがありましたら是非コメントで教えてください。

最後に

色々書きましたが、リモートワークならではのメリットは大きく、一度経験したら抜け出せなくなるような中毒性もあります。
合う合わないは人によってあるとは思いますが、こういう自由な働き方が広まればいいなぁ、広まった結果私と同じ課題に行き当たった時の助けになればいいなぁ、という思いで記事を投稿させていただきました。
コメントの内容によって追記・修正をさせていただこうと思います。
ここまでの長文を見ていただきましてありがとうございます。

r_oyama_0611
元々Javaのフロントサイド/サーバーサイド/バックエンドエンジニアでしたが、最近はプロジェクト管理・客先往訪などがメインになり始めています。趣味で色々技術をかじってます。 趣味はゲームとバイクと仕事です。 Webサービスも運営しています。 https://lilas-tea-party.com/
https://achilleasoft.com/
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