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ノーリスクなことから始めてみたら仕事が楽しくなった

Last updated at Posted at 2023-12-19

この記事は「Infocom Advent Calendar 2023」カレンダーの20日目の記事です

コロナ禍で入社した私は、今年初めて社外のオフラインカンファレンスに参加してみました。もちろんそこでは登壇者の発表を聞くのですが、登壇者はすごく楽しそうで生き生きしていて、参加者・ブースの方たちも活気にあふれていたことがすごく印象的でした。何百人もの同じ興味を持つ人々が集う場なので、「何か」が起こりそうな気がするのがリアルイベントのワクワクなのでしょうね。

常日頃から継続的に学習・発信している方ってほんとにすごいなぁと感心します。めちゃくちゃ尊敬します。

、、、え、私は?私は今、力を振り絞ってこの記事を書いているところです。

ただ、冒頭のカンファレンスへの参加をきっかけに、小さなことでも良いから自分でも何か行動を起こしたい!と考え、まずは時間もお金もさほどかからない(0ではないです)ノーリスクなことから始めてみました。

これらの行動を1年間継続したことで、少しずつですが自分の中の普通のレベルが上がっていくのを感じ、仕事が楽しくなりました。

社内チャットにリアクションする

これは私の中で最強のノーリスク行動です。ノーリスクなのにやらない人が多いのが勿体無い。。。誰も反応しない社内チャットは本当に悲しいです。(もしかしたらそれが普通の景色かもしれません)。いろんな人がいろんなリアクションを付けているチームは、心理的安全性が高くチームの結束力が強く感じます。

なぜでしょうか?

リアルで行うコミュニケーションが文字だけになるとかなりの情報がそぎ落とされます。(これはリアル会議とオンライン会議でも同じですよね。)チャットで、メールでのフォーマルな言葉遣いがそのまま適用されてしまうと、堅苦しい印象だったり、怒ってる印象だったりを与えやすいです。特に若手が配属されている部署でそのような環境だと、若手が発言しにくくなり、チームの一員になれていない、大切にされていないなど、マイナスな感覚を抱いてしまうのも無理はないです。

まずは、「見ましたよ」の意で「:thumbsup:」を付けてみることをオススメします。
5秒でチームの雰囲気が変わる可能性があるのです。ノーリスクハイリターン。

本を買う

これまであまり読書をしてこなかった人間ですが、この1年で本を読むのが趣味になりました。最初は和田卓人さん(@t_wada)の講演で参照されていた「LeanとDevOpsの科学」です。もともとDevOpsには興味がありましたが、和田さんが参照しているし間違いないだろうから買ってみるか~という軽いノリでした。

あまり読書をしてこなかった身としては、本を読み進めるには少しパワーが必要でした。

ただ、最後まで読む必要はないのです。見えるところに積んでおくだけで、そこから発せられる非科学的な「何か」が、あなたのモチベーションを高めてくれます。

あとこれは余談ですが、オンライン会議の背景に写る本棚にぎっしり本が並んでいるのってカッコいい。(「それについてはこの本がオススメだよ」なんて言ってみたい。)

読んだ本の感想は別途記事にしたいと思います。

SNSでエンジニアアカウントを作る

これも今年から始めました。冒頭で話したカンファレンスの昼食中に隣の方と会話した際に「何かSNSとかやってます?」と聞かれたことがきっかけでエンジニア用のアカウントを作りました。(事後なので、その時の方とは繋がれず、、)

まずは手あたり次第、講演で話していた方や、社内で話題に上がった方をフォローしていきます。そのような方たちは常に何かを発信している方ばかりなので、毎日新しい発見や考えていることなどを目にすることができます。生活の中にエンジニアの呟きが入ってくるイメージです。

「常に最新の情報をキャッチアップしよう、話題の技術を調べてみよう」など頑張る必要は無いです。自分の代わりに、誰かが学んだことをポストしてくれるので、ありがたく見せてもらいましょう。シャワーのように情報を浴びることができます。

そして「🧡」を押すのです。

社外のリアルイベントに参加する

冒頭で話したカンファレンスは、Findyさん主催の「開発生産性Conference」でした。大げさですが、このイベントは私のエンジニア人生の大きな転機になったと思います。

「今までの俺は井の中の蛙だった」と強く感じました。

社内にとどまっていると、社内の基準に確証バイアスがかかり、それが正しいと思いこんでしまいます(言い方を悪くすると洗脳状態)。社外のイベントに参加することでこの洗脳を解いてくれます。正しいと思っていたことが正しくなかったり、逆にイマイチだなと思っていたことがそうでもなかったり。自身の環境を俯瞰して考えるきっかけを与えてくれるので、いろんな発見があります。

そして自分のチームにどう還元できるか考えるのです。

connpassでさまざまなイベントが開催されているので、興味があるイベントを探してみてください。

開発生産性やDevOpsなどが興味のある方は、Findyさん主催のイベントがオススメです。

まとめ

私が実践しているノーリスクな行動をまとめてみました。これらは一度きりでは大きな変化はもたらしませんが、継続することで、ある時ふと振り返ったときに、自分の「普通」のレベルが上がっていることに気づくと思います。

私がこの記事を投稿できたのも、周りの積まれた本たちの「何か」のおかげかもしれませんね。

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