「みん読会」とは
2023年に当時1年目のメンバーと私で、「インフォコムグループ分け隔てなくさまざまな部署のメンバーが入り混じり、みんなが気軽に参加できる輪読会」を目的として、社内輪読会「みん読会」を開始しました!
始動から4冊の書籍をテーマとして開催してきましたが、スキルアップを目指す若手社員から、長年の経験を活かしたいベテラン社員まで、多様なメンバーが集まる場となっています。
参加者からのフィードバック
(ほんっっっの一部を抜粋しています)
- 業務に役立つ内容がたくさんで、参加者から多くの気付きが得られます
- Miroを使った議論形式のおかげで、参加者同士の意見交換がとても活発
- ファシリの工夫や改善が毎回見られて、参加するたびに新鮮な体験ができるのが魅力的
- 発表がカジュアルでリラックスできる雰囲気なので、参加者は気楽に参加できます
- 様々なバックグラウンドを持つメンバーからの意見を聞けて参考になります
多いときは30人ほど参加するイベントになっていますが、毎回参加者の満足度は上々で、毎回「企画して良かったな~次も頑張ろう!」という気持ちになります。
今回は、「みん読会」の運営方法をメインに話そうと思います。これから社内で輪読会を始めようと思っている方に参考になれば嬉しいです。
議論形式の工夫
議論を深め、参加者同士の知識交換を促すため、「みん読会」ではMiroを活用しています。
これは、toppanさんの記事を参考にさせていただいて、我々なりにアレンジしています。
https://note.erhoeht-x.jp/n/n228711566e4a
各参加者が自由に付箋に意見を書き込み、5つの項目を基にしながらディスカッションを進めます。この方法は、気軽に意見を出しやすく、議論が活性化します。
- わかったこと: 学びになった点・初めて知った点を共有
- わからなかったこと: 不明点や疑問を整理し、議論が活発になる項目です
- 皆に聞いてみたいこと: 他部署やチームでの事例を聞く場で、ここも議論が活発になる項目です
- 明日からできるアクション: 学びからすぐ実践できる行動を見つける項目です
- その他(自由記入): 新しいアイデアや感じたことを自由に記入してもらってます
一般的な失敗事例とみん読会
社内読書会を成功させるうえで、避けて通れない失敗事例も存在しますが、私たちはそれを上手に回避できていると感じています。
- 参加者のコミットメント不足に対して
- 「みん読会」では、多様な参加形態や、参加ハードルを下げる仕組みを生み出し、参加したくなるような運営を目指しています
- 書籍やテーマの選択ミスに対して
- 「みん読会」では、アンケートの実施や会社のMVVと親和性の高さを考慮し、参加者の興味を反映させたテーマ選定を心がけています
- 運営の負担が大きいに対して
- 「みん読会」では、まずは運営の我々がやる気の出るテーマを第一優先として考えています!
- 議論の不活性に対して
- 「みん読会」では、Miroを使用した議論方式が、発言のハードルを下げ、多くの意見を引き出しやすいです
- リモート環境での課題に対して
- 「みん読会」では、オンラインでも一体感を持てるよう、Miroを始めとしたデジタルツールを積極的に活用しています
運営で大事だと感じたポイント
ここまでで話したことと被ることはあるのですが、
- 運営が学びたいテーマを選定する
- 参加者の参加ハードルは激下げを心がける
- 運営の運営ハードルも激下げを心がける
- 同じ志を持つ仲間を探す(一緒に運営を回すメンバー、毎回参加してくれるメンバーのおかげです、ほんとに)
- ファシリは観られることに快感を覚える(自信を持て!という意味です)
さいごに
今回はみん読会の運営についてのお話でした。ここまで4冊の書籍をテーマに開催してきたので、それらのお話もできればと思います!