Fortigateのネットワークインターフェイスには先人も散々苦労させられているようである。
特にVLAN関連はとてもややこしい。
私もハマってしまい、図を書いてうんうん悩んでいたのだが、シンプルな結論にやっとたどり着いた。
- Fortigateにはインターフェイスがたくさんついてて、スイッチとして動作するけど単機能!
- ポートVLAN「だけ」かタグVLAN「だけ」が利用可能
- まあ、組み合わせても使えるんだけど、みんながイメージする利用方法は実現できない!!!
- タグVLANでインターフェイスを作ると、タグVLANでしか使えない
- 同じくポートVLANでインターフェイスを作ると、ポートVLANでしか使えない
- 本体のインターフェイスにサーバを1台つなげて(ポートVLAN)他はタグVLAN経由で別のスイッチに繋ぐ、みたいなことはできません!
- 必ず配下にスイッチをぶら下げて、そこにサーバやPCを接続しましょう
- 構築するネットワークがWANとLAN 1セグメントだけならスイッチは不要
- スイッチとの接続をポートVLANにするかタグVLANにするかは、各セグメントのトラフィック量次第
- 特にセグメント間通信が多い場合はポートVLANにした方が良いと思う
- 安価なモデルはリンクアグリゲーションが使えないからね
ということで、FG50Eや60Eを買う人は自分の利用目的にあったスイッチを一緒に買うようにしましょう。