はじめに
この記事は、
Linuxとは何かと、
Linuxの基本的なコマンドをまとめているものです。
Linuxとは?
LinuxとはOSの一種です。
OSとはオペレーションシステムの略で、
コンピュータの様々な操作機能を可能にしている、
コンピュータの根本部分です。
WindowsやmacOSがシェアの高いOSです。
そんな中で、Linuxはオープンソース(無料公開)のOSなのです👏
Linuxから新しいOSを作ることもでき、
AndroidはGoogleが開発しているLinuxをベースとしたスマホ用のOSで、
iPhoneで使われているiOSも元をたどれば、Linuxの前身のUnixだそうです。
プログラミング言語を動かす環境としてもLinuxは優れており、
例えばPHP言語を動かすにはWebサーバの環境が必要ですが、
Linux上でWebサーバを動かすことができるので便利です。(だそうです。)
Linuxの基本的なコマンド
現在地を確認
pwd
で現在いるディレクトリが、
確認できます。
どこのパスで操作を行なっているのかを認識するのは
とても重要です。
また、cdで移動した直後も、
他者が見たときにわかりやすいように、
pwdでどこにいるのか明示しておくのが良いようです。
ディレクトリを変える
チェンジディレクトリコマンド cd 飛びたい先のディレクトリパス
ディレクトリの中のファイルを表示する
ls
ディレクトリを新しく作る
mkdir
ファイルをコピーする
cp コピー元 コピー先
ファイルの削除
rm 消去するファイル名
と書きます。
ディレクトリを消すには、rm -r 消去するファイル名
です。
rm -i 消去するファイル名
とすると、
本当に消去して良いファイルなのか尋ねてくれます。(ディレクトリの場合:rm -ri ファイル名
)
イエスy
か ノー n
で答えれば良いです。
rmを使う時は、極力-iを使い、
確認をする習慣をつけるのが良いでしょう。
ファイルの移動
mv 移動元 移動先
ファイルの中身を見る
cat 閲覧したいファイル名
ファイルの中身を範囲を指定して見る
head
を使います。
head -15 ファイル名
で初めから15行だけ閲覧できます。
tail
は、
tail -15 ファイル名
で末尾の15行が確認できます。
相対パス
・同じ階層にあるものは、そのままファイル名か「./ファイル名」
・下の階層にあるものは、「./フォルダ名/ファイル名」
・上の階層にあるものは、「../ファイル名」
・2階層上にあるものは、「../../ファイル名」
・1階層上にあるフォルダの中のファイルは、「../フォルダ名/ファイル名」
viエディタ
メモ帳のようなもの。
vi 作りたいファイル名
で、
viエディタに移行されます。
viエディタには、
コマンドモードと挿入モードがあります。
viエディタに移行後、
iを押すと挿入モードになります。
コマンドモードに戻る時はエスケイプキーを押します。
wで保存、qで終了です。
wqと押すと、保存して終了です。
参照
・YouTube: Rainbow Planet IT[Info Tech] Linux入門
・エンジニアの入り口