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LPIC101対策メモ -1章:基本コマンドとファイルの操作-

Last updated at Posted at 2017-10-28

LPIC101試験勉強のメモです。
1章の基本コマンドとファイルの操作について学び、
出てきた用語やコマンドを簡単にまとめています。

シェルが扱う変数

  • シェル変数
    • set:シェル変数の確認
    • 現在実行中のシェルだけで有効
  • 環境変数
    • env:環境変数の確認
    • シェルから実行したコマンドにも引き継がれる

declare:シェル内の変数と関数を確認

無題

おまけ

  • シェル変数PS1:コマンドプロンプト
  • シェル変数PS2:2次プロンプト

コマンド集

less

manコマンドの参照

  • /usr/share/man:ディストリビューションのパッケージをインストールした場合
  • /usr/local/share/man:インターネットからダウンロードしてインストールした場合

mkdir

  • -p:中間ディレクトリを同時に作る

mv

  • -f:同名ファイルが存在していても、強制的に上書きする

cp

  • -R:コピー元にディレクトリ階層をそのままコピーする
  • -p:所有者、タイムスタンプ、アクセス権などの情報もコピーする

lsattr

  • ファイルの属性を表示する
  • パーミッション以外

la -la

  • パーミッションも見れる

cpio

  • tarのように複数のファイルやディレクトリを1つにまとめる

dd

  • コピーの入出力にデバイスを指定する
  • dd if-image.iso of=/dev/sdb
  • if:inputfile, of:output file,

more

  • 1画面に収まりきらないファイルを制御する
  • spaceボタンを押すと、次の画面へ。
  • 最後まで行くと閉じる

less

  • moreに同じく
  • 最後までいっても閉じない
  • オンラインマニュアルと操作方法は同じ

file

  • fileの種類を確認する

tac

  • ファイルの内容を最後から出力する

tee

  • 標準湯力から読み込んだデータを標準出力とファイルの両方に出力する

grep

  • -v:パターンに一致しない行を表示
  • -n:行番号を表示する
  • -l:パターンと一致するファイル名を表示
  • -i:大文字と小文字を区別しない

head

  • 任意の行数を指定して、その内容を表示する
  • デフォルトは10行

tail

  • テキストファイルの末尾部分を表示する
  • -f:ファイルの最終部分を読み続ける

tr

  • 標準入力になんらかのフォーマットの変換して、標準出力に表示する
  • -d:文字群1で合致した文字を削除する

sed

  • 単語単位の変換や削除に用いる
  • s/パターン/置換文字列/
    • 各行の最初に一致するパターン
  • s/パターン/置換文字列/g
    • ファイル全体に適応される

cut

  • 特定部分のみ取り出す
  • -c:指定された位置の各文字だけを表示
  • -f:指定された各フィールドだけを表示する
  • -d:-fと一緒に用いる。フィールドの区切り文字を指定

wc

  • ファイル内のバイト数、単語数、行数を表示する
  • -l:行数だけ出力
  • -c:バイト数だけ出力する
  • -w:単語数だけを出力する

od

  • ファイルの内容を8進数で表示するコマンド
  • -d:10進数
  • -x:16進数

expand

  • ファイル内にあるタブをスペースに変換する
  • -i:行長のタブのみスペースへ変換する
  • t:置き換える桁数をしているする

unexpand

  • ファイル内のスペースをタブに変換する

fmt

  • 決められた桁数で1行の幅を指定できる

split

  • ファイルを決まった大きさに分割する
  • デフォルト:1000行ずつ分割し、ファイルへ出力

ファイル記述子

プロセスが生成された時に以下の番号が用意される

  • 0:標準入力
  • 1:標準出力
  • 2:標準エラー

標準エラー出力だけをファイルに出力とかもできる

$ ls a b 2> error
a
$ ls
error a
$ cat error
ls: cannot access b: そのようなファイルやディレクトリはありません

省略記号

  • 1>は標準出力の切り替えだが、>のみは1番が使用される
  • >> 追記して保存する
  • &>は標準出力と標準エラー出力の両方
  • <標準入力から取り込む

コマンド連続実行

|(パイプ)

  • コマンドの処理結果(標準出力)を次のコマンドの標準入力に渡す

;

  • 終了ステータスに関わらず次を実行する

&&

  • &&前の終了ステータスが0なら次を実行する(成功した時に、終了ステータスが0になる)

||

  • 終了ステータスが0以外なら、コマンドを実行する

<<(ヒアドキュメント)

  • シェルスクリプトの中で利用される
$ cat <<eos
>

↑のようにコマンドの後ろに指定すると、文字列が現れるまでの内容を出力する

/dev/nullファイル

  • 特殊なデバイスファイル
  • ここに書かれたものは全て消去される(常にEOF)

OSの改行コード

  • Linux
    • \n
  • Windows
    • \r\n
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