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ハリーポッターと言えば誰もが知っている有名な映画だと思います。

ハリーポッターに出てくる組み分け帽子に組み分けられたいと思った事はございませんか?

今回はPowerAutomateとTeamsを活用し組み分け帽子を作成致します。

組み分け帽子とは?

組み分け帽子は『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔法の帽子となります。

ホグワーツに入学した新入生を4つの寮に組み分ける役割を持ちます。

以下4つの寮となります。

  • グリフィンドール
  • ハッフルパフ
  • レイブンクロー
  • スリザリン

1.「特定のキーワードを検知する」

hp001.png

それではPowerAutomateを使用し組み分け帽子を作成していきます。

今回利用するトリガーは「キーワードが言及された場合」となります。

上記トリガーではTeamsにて指定した「チャンネル」や「グループ」で特定のキーワードが発信された場合に発動する仕様となります。

ただし「日本語」や「スペース」といった単語は使用できません。

そこで今回は「HarryPotter」を送信した際に発動させる条件とします。

大文字、小文字は判定しませんので「HarryPotter」でも「harrypotter」でも大丈夫です。

2.「変数を定義する」

hp002.png

次にプログラムで使用する変数を定義します。

今回は組み分け処理に使用する乱数を格納する為の変数と、寮名を格納する為の変数、2つを作成します。

乱数を格納する変数

hp003.png

乱数を格納する変数は「rand」と名前を付ける事にしました。

rand

また、使用する型は「整数」を指定します。

今回は4つの寮に組み分けたいので初期値には1~4のランダムな整数を格納します。

下記コードを指定する事でランダムな整数を格納する事が出来ます。

rand(1,4)

乱数を格納する変数

次に寮名を格納する為の変数を作成します。

寮名を格納する変数は「dormitory」と名前を付ける事にしました。

dormitory

また、使用する型は「文字列」を指定します。

初期値は不要の為、空白で作成致します。

3.「条件分岐」

hp004.png

次に先程生成したランダムな乱数に基づいて条件分岐を行います。

今回は以下の条件で割り振ることにしました。

1. グリフィンドール
2. ハッフルパフ
3. レイブンクロー
4. スリザリン

4.「条件分岐内で寮名を変数に格納する」

hp005.png

条件分岐が終わりましたら寮名を変数に格納します。

「変数の設定」機能を利用し先程作成した「dormitory」変数に寮名を格納します。

hp006.png

また1~4に該当しない場合はエラーして終了を指定します。

5.「Teamsに返信する」

hp007.png

最後に割り当てた寮名をTeamsに返信する機能を作成します。

投稿者は「フローボット」か「個人アカウント」が選択できます。

今回は特にこだわりが無い為、「フローボット」を選択しました。

「Message ID」にはトリガーとなったコメントのIDを指定します。

また「Message」には悩んでる風な前置きを付け下記の様に指定しました。

ああ、そうだな…ん~、よろしい、決まった。@{variables('dormitory')}!

以上でフロー作成は完成となります。

6.「動作確認」

それでは実際に動作するか確認してみます。

hp008.png

指定したチャンネルに「HarryPotter」と投稿してみます。

hp009.png

数秒すると組み分け帽子フローが作動し寮を組み分けてくれます。

私は「レイブンクロー」となりました!

以上、誰得記事でした!!

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