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KaggleのNotebooksを、Google Cloud AI Notebooksで実行する際のつまずきポイントと対策

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背景

  • Kaggleでデータ分析したい!でも、KaggleのKernelだと計算リソースが足りず訓練時間がかかりすぎる・・・
  • 計算リソースをアップグレードするため、Google Cloud AI Notebooksへ移行するリンクがあるのだが、移行が難しい!
  • 移行リンクを紹介した後、移行のつまずきポイントと対策をまとめる

移行リンク

コメント 2020-09-27 195726.png

つまずきポイントと対策

GPUを追加した環境を新規作成できない

症状

  • エラーメッセージ"Quota 'GPUS_ALL_REGIONS' exceeded. Limit: 0.0 globally."が出る。

対策方針

  • GPUを使うためには、GCPの割り当て制限数を引き上げないといけない。
  • 制限数は、全域("all regions")と各リージョンの二種類について、引き上げる必要がある。

手順

  • "IAMと管理" > "割り当て" 画面を開く
  • 検索窓から、"gpu"で検索する★(gpuと検索しないと、GPUs(all regions)が出てこない!)
    image.png

既存のNotebooksへ移行する際、既存Notebooksの検索が終わらない

症状

  • 下記画面のまま検索が終わらない
    image.png

対策方針と手順

  • 検索条件"Environment: KaggleGPU"を消すと、作成済みのノートブックインスタンスが無事表示される。
  • 表示されたインスタンスを選択すれば、Kaggleのノートブックをインスタンスで無事表示できる。

デフォルトの初期化スクリプトを実行すると、Notebooksを停止した時に更新したデータが消えてしまう。

症状

  • ノートブックインスタンスを停止すると、移行したはずのノートブックが消えてる!
    コメント 2020-09-27 201535.png

対策方針と手順

  • 実は、Notebooksのデータ永続化用のボリュームは、"/home/jupyter"にアタッチされているのだが、移行された"imported"ディレクトリは、"/home/imported"に作成されてしまうため消える。
  • つまり、作業用のデータは、"/home/jupyter"以下に置くようにすればよい。

手順

  • 作成された"imported"ディレクトリを"/home/jupyter"以下に移動する。
  • GCP上のノートブック内で、移行時に自動生成された初期化スクリプトの"KAGGLE_INPUT_PATH"の値を変更する。
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