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統計検定一級の受験が終わったので、役に立った本をまとめてみた

はじめに 

統計検定一級を本日受験してきました。
統計の勉強用に書籍を10冊かそれ以上購入したんですが、それらの中でも役立ったものを三冊厳選しました。
おすすめ度を勝手に★の数で評価しました(最大★5つ)。
また分野別(統計数理/統計応用)での評価やメリット/デメリットの記載も行っています。
ただしあくまで統計検定一級対策という観点です。
内容自体はいずれの書籍も素晴らしいことは言うまでもありません(すべて★5つです)。

現代数理統計学」 おすすめ度(総合評価):★★★★☆

なんといっても統計検定の創設に関わっている方が作成しています。
同時分布については、この本で学びました。実際に試験でも出題されて非常に助かりました。
同時分布については後述の「自然科学の統計学」ではカバーされていないので注意しましょう。

分野別評価

統計数理:★★★★★
統計応用:★★★☆☆

メリット

  • 設問や本文中の式展開が統計数理の対策になる

デメリット

  • 設問が抽象化された内容なので、統計応用対策には向かない

自然科学の統計学」 おすすめ度(総合評価):★★★★☆

統計検定二級の勉強時に「統計学入門」を使って勉強したんですが、統計検定一級を受験するにあたってシリーズ本の本書籍を購入しました。具体例を交えた設問やコラムがあって読んでいて飽きない工夫がされていて個人的には、この本が一番役に立ちました。(まず最初に、コラムから全部読んだくらいです笑)
私が「現代数理統計学」を購入したのは、受験が近づいた時期からです(なので、前述の通り同時分布について知ったのも割と最近でした笑)。
あと最初にこの本を読んでいたら、私だったら挫折していたと思います。

分野別評価

統計数理:★★★★☆
統計応用:★★★★☆

メリット

  • 設問が具体例を交えており、統計応用の試験問題の練習になる
  • 実際に数値を使った計算ができる(本番の試験では電卓を使用する場合があります)

デメリット

  • 個人的にはあまりないですが、試験範囲をカバーしきれないくらいでしょうか

データ解析のための統計モデリング入門」 おすすめ度(総合評価):★★★★☆

上述の二冊は良書なのですが、統計検定一級の出題範囲をカバーしきることはできません。
特に時系列分析やAIC、ポアソン回帰等です。
私はこの本で、ロジスティック回帰やポアソン回帰、AICを学びました。
いずれも本番の試験で出題されました。
MCMCを勉強したかったんですが、最後までたどり着かずに本番の日を迎えました笑
結局、MCMCは出題されなかったので、不幸中の幸いでした。あとで勉強します。

分野別評価

統計数理:★★☆☆☆
統計応用:★★★★☆

メリット

  • 書き方のスタイルがフランクでとても読み進めやすい
  • 具体例を交えた説明であり、教科書的な定義から入るようなスタイルではないため、理解がしやすい

デメリット

  • 応用の観点を重視しているため、統計数理の対策にはならない

注意

上記三冊をピックアップさせて頂きましたが、実はまだこれでも統計検定一級の範囲をカバーしきれていません。。(恐るべし統計検定一級)
詳細は、統計検定一級のホームページから試験範囲を確認するのをおすすめしますが、実際の試験では決定木やランダムフォレスト、ジニ係数が出題されました。いずれも定義が試験問題に記載があったので助かりましたが、知っているのと知らないのとでは大違いです。私は機械学習についての基本的な知識を持っていたので、特に問題なく解き進められましたが、あまり自身がないという方は何か書籍等で勉強されることをおすすめします。

最後に

試験会場はコロナ対策もしっかりされていて安心して受験できました。
40人ほど入る試験教室に10人程度という贅沢な空間の使い方でした。
欠席者も1人くらいで欠席者数を最尤推定したくなりました。
え?何言ってるかわからないって?
そんなあなたはぜひ統計検定を受験しましょう。

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