第1章:建築と美術の導入
- 建築とは何か? 美術との関係
- 建築と宗教・文化・技術のつながり
- 様式と時代(構造・装飾・機能)
第2章:古代〜中世の建築と美術
- 古代エジプト・メソポタミアの神殿と都市
- ギリシャ建築(オーダー)と彫刻
- ローマ建築(アーチ・ドーム・インフラ)
- ビザンティン・イスラーム美術(モザイク・アラベスク)
- ロマネスクとゴシック(大聖堂と垂直性)
第3章:ルネサンスとバロックの建築と美術
- ルネサンス:比例・幾何・パースペクティブ
- 人文主義と芸術(レオナルド・ミケランジェロ)
- バロック:空間演出と構造の動き
- ロココ:軽やかな装飾美
第4章:近代建築と多様な美術
- 産業革命と建築素材の変化(鉄・ガラス)
- アール・ヌーヴォーと装飾芸術
- モダニズム(ル・コルビュジエ、バウハウス)
- 印象派〜シュルレアリスムまでの美術史
第5章:現代建築と現代アート
- ポストモダン建築の思想と演出
- ミニマリズム・脱構築主義・環境建築
第6章:建築設計技法と構造力学
6.1 建築設計の基本技法
- 平面図・立面図・断面図の描き方と読み方
- スケッチ・パース・3Dモデリング(BIM)
6.2 構造力学の基本法則
- 静力学の三原則(力のつり合い)
- 応力・ひずみとフックの法則
- ヤング率と材料変形
6.3 構造部材の力学
- 梁:曲げとせん断
- 柱:圧縮と座屈
- トラスとアーチ:部材の力の流れ
- ラーメン構造の変形・剛性
6.4 振動と動的荷重
- 固有振動数・共振と減衰
- 風・地震荷重の影響
- 時刻歴応答の考え方(概要)
6.5 構造形式と力の流れ
- 吊構造・ドーム・シェル構造
- 張力と圧力の設計
- 地盤・杭・基礎構造
6.6 構造解析手法
- 静定構造と不静定構造
- マトリクス法・部材法
- フレーム解析とFEM入門
6.7 地震に強い構造
- 耐震/制震/免震の違い
- 日本建築の地震対応技術
6.8 名建築と構造美
- パルテノン神殿:重力と比例
- サグラダ・ファミリア:吊構造
- ハギア・ソフィア:ドームと支持構造
第7章:建築とAI・機械学習の融合
7.1 機械学習の基礎
- 教師あり学習(回帰・分類)
- 教師なし学習(クラスタリング、PCA)
- 強化学習の概要と建築への応用
7.2 建築データ解析と特徴量
- 特徴量:面積・建築年・日照・気温・密度など
- モデル:決定木、ランダムフォレスト、LightGBM
- 地価予測・建築用途分類
7.3 画像処理とコンピュータビジョン
- 建物画像の分類・識別(CNN、ResNet)
- 図面からの情報抽出(OCR、物体検出)
- 空間認識とセグメンテーション(U-Netなど)