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Windowsのための環境構築 Docker Desktop WSL2 バックエンド

Last updated at Posted at 2022-10-06

Windows で開発環境作るとき Linux 使えたら便利!
Windows Subsystem for Linux (WSL) 2を使ってみよう!

公式手順読んだ方がいい

Docker も Microsoft も公式で WSL2 開発手順を公開しているので、これさえ見ておけばいい。
Ubuntuにする?とか迷わないように決め打ちで書くが、
カスタマイズしたければ、公式を全部読んだほうがいい。
すぐ古くなるし、詳細書いてあるし、やっぱり公式見たほうがいい。

それでも処理を飛ばしちゃったりして失敗する人が多いので、現時点での手順をまとめる。

1. WSL2 インストール

公式: https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install

1-1. 前提条件

Windows 10 バージョン 2004 以降 (ビルド 19041 以降) または Windows 11

1-2. WSL コマンドのインストール

管理者の PowerShell または Windows コマンド プロンプトで実行し、再起動
wsl --install

1-3. ユーザー情報を設定

Windows スタート メニューから Ubuntu を起動
ユーザー名とパスワードを設定

1-4. 確認

wsl -l -v

  NAME                   STATE           VERSION
* Ubuntu                 Running         2

2. Docker Desktop インストール

公式: https://docs.docker.jp/desktop/windows/wsl.html

2-1. ダウンロード

Docker Desktop for Windows

2-2. インストール

WSL2 設定ができていれば、インストール中に WSL2 を有効化するかどうかの画面が出る
Use WSL 2 insted of Hyper-V(recommended)
絶対チェック付けて!

2-3. 設定

Windows スタート メニューから Docker Desktop を起動
Docker メニューに Settings(歯車アイコン) がある(右上)

▼ Docker で WSL2 を使う
Settings > General
Use the WSL2 based engine にチェックがついているか確認

▼ WSL2 で Docker の有効化
Settings > Resources > WSL Integration
Enable integration with my default WSL distro にチェックがついているか確認
Ubuntuを有効化 (トグルON) ※忘れないで!

「Apply & Restart」ボタンで変更反映

3. ローカル開発環境

開発方法は自由ではあるが、VSCodeがおすすめ
VSCode で Ubuntu に置いたプロジェクトを開いて開発できる

プロジェクトを取得

Ubuntu に Git インストール
$ sudo apt-get install git

開発リポジトリをクローンする
※絶対にUbuntu内に作成すること!Windowsファイルシステム(/mnt/c/)だと激重になる!

VSCode に Remote - WSL 拡張機能をインストール

VSCodeでプロジェクトを開く

クローンしたプロジェクトのディレクトリで code . を実行すると VSCode が開く
VSCode 左下 WSL2:Ubuntu となっていれば WSL2 で開いていることが確認できる
image.png

dockerグループにユーザを追加

WSL2ユーザでdockerコマンドを実行する場合に追加しておく

docker実行用グループ設定を確認
$ cat /etc/group | grep docker

ユーザがなければ追加
$ sudo gpasswd -a ユーザー名 docker

docker:x:1001:ユーザ名

さぁ、開発を始めよう!

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