React向けチャートライブラリRechartsで円グラフ
📊グラフの種類
AreaChart:面グラフ。折れ線グラフに基づき、定量データを表示したグラフ。
BarChart:棒グラフ。四角い棒の長さで何らかの値を表現するグラフ。
LineChart:折れ線グラフ。散布図の一種であり、プロットされた点を直線でつないだグラフ。
ComposedChart:折れ線グラフ、面グラフ、棒グラフで構成されるグラフ。線のような単一のタイプのチャートを描画する場合は、LineChartを使う。
PieChart:円グラフ。丸い図形を扇形に分割し、何らかの構成比率を表したグラフ。
RadarChart:レーダーチャート。複数の項目の大きさを一見して比較することのできるグラフ。
RadialBarChart:円弧で表現する棒グラフ。
ScatterChart:散布図(分布図)。縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットしたグラフ。
FunnelChart:ファンネルチャート。販売プロセスの段階を表し、各段階の潜在的な収益額を示すためによく使用されるグラフ。
Treemap:ツリーマップ。ネストされた長方形のセットとして階層状のツリー構造のデータを表示したもの。
円グラフに関連するコンポーネント
<PieChart />
コンポーネント
円グラフの大元となるコンポーネント。全体のサイズ等を定義します。
☘️プロパティ
- width : チャートコンテナーの幅。
- height : チャートコンテナーの高さ。
- margin : コンテナの周りの空白のサイズ。例){ top: 5, right: 5, bottom: 5, left: 5 }
🔥イベント
- onClick
- onMouseEnter
- onMouseLeave
👦子コンポーネント
-
<PolarAngleAxis />
: -
<PolarRadiusAxis />
: -
<PolarGrid />
: -
<Legend />
: -
<Tooltip />
: -
<Pie />
: -
<Customized />
:
<Pie />
コンポーネント
グラフのセクター全体についてを定義します。
プロパティ
- cx : 中心のx座標。パーセンテージを設定した場合、最終値はコンテナ幅のパーセンテージを乗算することにより取得されます。
- cy : 中心のy座標。パーセンテージを設定すると、コンテナの高さのパーセンテージを乗算することで最終的な値が取得されます。
- innerRadius : すべてのセクターの内半径。パーセンテージを設定した場合、最終値は、幅、高さ、cx、cyで計算されるmaxRadiusのパーセンテージを乗算することにより取得されます。
- outerRadius : すべてのセクターの外半径。パーセンテージを設定した場合、最終値は、幅、高さ、cx、cyで計算されるmaxRadiusのパーセンテージを乗算することにより取得されます。
- startAngle : 最初のセクターの開始角度。円の頂点から反時計回りで始めたい場合は、{startAngle:90, endAngle:450}、同じく円の頂点から時計回りで始めたい場合は、{startAngle:450, endAngle:90}を指定する。
- endAngle : 最後のセクターの終了角度。
- minAngle : 各非ゼロデータの最小角度。
- paddingAngle : 2つのセクター間の角度。
- nameKey : 各セクターの名前のキー。
- dataKey : 各セクターの値のキー。
- legendType : 凡例のアイコンのタイプ。
'none'
に設定すると、凡例項目はレンダリングされません。'line'
'square'
'rect
'circle'
'cross'
'diamond'
'square'
'star'
'triangle'
'wye'
'none'
- label :
true
の時、値がラベルとして表示されます。デフォルトはfalse
。 - labelLine :
true
の場合、セクターとラベルを結ぶ線を描画。 - data : 各要素がオブジェクトであるソースデータ。
- activeIndex : Pieのアクティブセクターのインデックス。このオプションは、マウスイベントハンドラーで変更できます。
- activeSphape : アクティブなセクターの形状。
- isAnimationActive :
true
に設定すると、パイのアニメーションが有効化。 - animationBegin : アニメーションをいつ開始するかを指定します。このオプションの単位はmsです。
- animetionDuration : アニメーションの継続時間を指定します。このオプションの単位はmsです。
- animationEasing : イージング関数のタイプ。
'ease'
'ease-in'
'ease-out'
'ease-in-out'
'linear'
Function
イベント
- onAnimationStart
- onAnimationEnd
- onClick
- onMouseDown
- onMouseUp
- onMouseMove
- onMouseOver
- onMouseOut
- onMouseEnter
- onMouseLeave
子コンポーネント
<Cell />
<LabelList />
<Cell />
コンポーネント
各セクターの色や枠を定義します。
プロパティ
- fill : セクターの塗りつぶし色を指定。
- stroke : セクターの枠線の色を指定。
- strokeWidth : セクターの枠線の太さを数値で指定。
<LabelList />
コンポーネント
各セクターに対応するラベルを定義します。
<Legend />
コンポーネント
グラフの凡例を定義します。
プロパティ
- width : 凡例の幅。
- height : 凡例の高さ。
- verticalAlign : 凡例の位置。
- formatter : 凡例の項目表示をカスタマイズ。
<ToolTip />
コンポーネント
セクターにマウスオーバーしたときのツールチップを定義。
プロパティ
- content : ツールチップをカスタマイズ。