Bing AIはChatGPTとどう違うの?
同じGPT-4を採用しているChatGPTとBing AIですが、どんな時にどちらを使えばいいのでしょうか? それぞれの強みと弱みをまとめました。
Bing AI
強み
● GPT-4が無料で使える
● Bingの検索技術と掛け合わせた最新情報の収集が可能
● テキストから画像を生成できる
● Edgeブラウザとの連携機能が豊富
弱み
● 1つのトピックに対して、20回までしか回答できない制限がある
● 回答のスピードがChatGPTのGPT-4より遅いことがある
ChatGPT
強み
● 回答スピードがBing AIより速い場合が多い(GPT-4において)
● 回答の回数に制限はなく、長時間同じトピックでやり取りをすることが可能
● 画像や動画など、テキスト以外のファイルも扱えるようになる予定(マルチモーダル機能)
● プラグイン対応により、他社サービスや最新情報にもアクセスできるようになる予定
弱み
● 有料プラン「ChatGPT Plus(月額約2,600円)」に課金しないとGPT-4が使えない(無料プランはGPT-3.5-turboまで)
Bing AIは検索エンジンBingの進化系というだけあって、ブラウザ上での検索や最新情報の収集に特化しています。また、ChatGPTでは毎月約2,600円の課金が必要なGPT-4を無料で使えるってところが大サービス感ありますね。
ただしChatGPTはめまぐるしい速度で新機能を実装していて、Bing AIと同じように最新情報の検索ができるようになることも発表済みです。課金さえしてしまえば、GPT-4との会話の数に制限がないことから、長時間AIを使って取り組みたいことがある場合はChatGPTを使うのがベターでしょう。