tl;dr
id()
関数を使おう。
はじめに:一意に識別できる列が欲しい
notion.soを使ったタスク管理をやりはじめました。
よくあるやつです。
日常のタスク管理ならこれで十分なのですが、チケット管理システムとして使おうとすると、GitHubのプルリクとNotion上のタスクをひも付けたいのでID列が欲しいところです。
解決: id()
関数を使う
調べてみるとそのものずばり id()
というページ(エントリー)ごとに一意な文字列を返す関数があることに気づきました。
追加してみましょう。
- ページ上部の
プロパティ
を選択する - ポップアップ下部の
プロパティを追加
を選択し、プロパティを追加する- プロパティ名:なんでもOK。今回は
ID(full)
にしました - プロパティの種類:
関数
- プロパティ名:なんでもOK。今回は
- ポップアップを閉じ、テーブルビューの最右端に追加された
ID(full)
の、ヘッダー以外の行を選択する - 図のように
数式を入力してください
の欄にid()
と入力し、完了
ボタンを押下する
この操作によって、以下の図のとおり各行に対してID列が追加されました。
ID列は全Notionページを通じて一意な文字列となっています(ので、後半部は白抜きマスクしています)。
https://notion.so/<ID列>
と指定するとそのページへのリンクとなります。
おまけ:言いやすいように縮める
さて、ID(full)列ですが、どうにも長ったらしいです。
GitHubのプルリク連携の用途では長かろうが短かろうがよいのですが、人間同士が打ち合わせする際
、人間が口に出して言うのにこうも長い文字列は好ましくありません。
冒頭の4文字ぐらいに縮めてしまいましょう。
前出の方法で新たなプロパティを追加してください。
ただしプロパティ名は ID(short)
、 数式を入力してください
の欄には下図のように slice(id(), 0, 4)
としてください。
冒頭の4文字だけになりました。
おわりに
めでたしめでたし