Python2とPython3で外部のシェルスクリプトやコマンドを実行する方法まとめ

前回の記事でPython3からシェルスクリプトを実行するテストを紹介しました。
今回はPythonでシェルスクリプトを実行する方法についてPython2.xとPython3.xの違いを中心にまとめます。

Python 2.x

os.system('ls -al')

コマンドが成功すれば0が返ってきます。

import os

status = os.system('ls -al')
print status

commands.getoutput('ls -al')

実際に実行した結果が返ってきます。

import commands

res = commands.getoutput('ls -al')
print res

Python 3.x

subprocess.run

os.systemより発展されたもの。コマンドの戻り値を色々設定出来ます。一番良く使うパターンはこんな感じ。

import subprocess

res = subprocess.run(
        ['ls', '-al’], stderr=subprocess.PIPE)

print(res.stderr)

subprocessの使い方は色々あります。
以下の記事などご参考ください。
ref. subprocessの使い方(Python3.6)

commands.getoutput

3.xではなくなりました。簡単に使えて楽だったので少し残念です。