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AWS re:Invent の歩き方

Last updated at Posted at 2019-12-20

AWS re:Invent の歩き方

2019.12.1-6 ラスベガスで開催された AWS re:Invent に初めて参加してきました。発表内容はAWSの公式ページ にまとめられているので、ここでは初参加者としてのre:Inventの体験を共有します。

最近日本国内で行われるAWSイベントの感想
  • 情報が薄い
  • サービスの紹介か、使ってみたで終わるものが多い
  • スピーカーはAWSのサービスを開発した人ではない
AWS re:Invent に参加する価値
  • 情報はWebでも公開されるが、日本で経験できないことが経験出来るのが良い
  • Chalk TalkやDev Chatなど資料が公開されないセッションが聞ける
  • Workshopが良い
  • スピーカーのほとんどがAWSの該当サービスを開発している人たち
  • しかもそのプロダクトのシニアエンジニアかプロダクトマネージャレベル
  • 今実際に使っている開発環境を紹介される
  • 質問したらすぐ答えてくれる。会場で直接またはTwitterを利用。
  • AWSのSlackにも招待される
  • 世界のエンジニアと交流出来る
  • Key Noteの大規模感、お祭り感がすごい
AWS re:Inventの概要
  • 参加者: 65000人以上
  • 会場: 6箇所以上
  • セッション数:3600以上
  • 日数:6日
  • Key Note:5
  • New Release: 77
セッションのタイプ
  • 20-Minute Presentation : 短いセッション
  • Activity : パーティやイベント系。4k/8k Run、re:Playなど。 ★おすすめ
  • After hours : スポンサー主催のイベント。招待なしでも入れることが多い。
  • Bootcamp
  • Builders Session : 一般セッションよりも技術的内容のセッション
  • Certification : AWS認定取得。現地で申し込んで受験出来る。
  • Chalk Talk : 小規模のセッション。後日の公式資料公開なし。★おすすめ。
  • Dev Chats : Expo会場の一角で行われる小規模のセッション。後日の公式資料紹介はなし。★おすすめ。
  • Hackathons and Jams : ハッカソン形式で実際に開発する
  • Hands-on Labs : AWSサービスを実際に触って体験
  • Launchpad
  • Meals and Receptions : ご飯とおやつ。朝食、昼食、コーヒーなど飲み物、スナック
  • Networking Lounge : 他の参加者と交流できるラウンジ
  • Overflow : セッション入れなかった人が見れる場所。ただしこれも登録が必要であまり入れない。
  • Session : 一般的なセッション
  • Spotlight Lab
  • Startup Talks : Expo会場の一角で行われるスタートアップ企業のセッション。
  • Tatonka : 鶏の手羽先・手羽元を食べる大会
  • Workshop : 説明を聞きながらAWSのサービスを直接使ってものを作る ★おすすめ
  • Keynote : AWSのCEO、CTOのキーノート★おすすめ
  • EXPO : AWSや企業の展示。AWSのブースではプロダクトマネージが直接説明をしてくれるのでかなり深い情報が聞ける
全体のスケジュール感
  • 9/18 登録
  • 9/30 セッションカタログ公開
  • 10/15 10AM PT Reserved seat開始。しかしすぐ埋まって登録出来るセッションが少ない
  • 11/19 8AM PT, 6PM PT Keynote Reserved seat 公開
  • 11/20 日本の参加者向けのKeynote reserved seat 公開
  • 11/29 ラスベガス着
  • 12/1 Registration。会場やバスでの移動を練習。夜のMidnight Madness参加。
  • 12/2~12/6 re:Invent
  • 12/6 午後からみんなぼちぼち帰る様子。
  • 12/8 帰国
ラスベガス一般情報
飛行機
  • 行き:成田~ロサンゼルス(ANA)、ロサンゼルス~ラスベガス(UA)
  • 出発時にディレイあり。
  • ロスのImmigrationで時間取られ乗り継ぎ失敗。次の便に変更される。
  • 帰り:ラスベガス~サンフランシスコ(UA)、サンフランシスコ~成田(ANA)
  • 帰りはスムーズ。
交通
  • 歩くかUberを利用
  • モノレール 片道$5
  • 系列ホテル間に無料トラムあり
  • メイン通りのStripは歩いてなんとかなる(片道2.7km)
  • re:Invent期間中は会場間で無料シャトルバスを利用
ホテル
  • めちゃくちゃ広い
  • どこに行こうとしても必ずカジノを通る
気候
  • 気温は東京の冬くらい
  • とても乾燥
食事
  • ホテルのバッフェ
  • ショッピングモールのフードコート(ハンバーガー、タコベル、ピザなど)
  • 中華:Panda express
  • ハンバーガー:In-n-Out
  • ファミレス:Denny's
  • レストラン:Gordon Ramsay's Hell's Kitchen, Fish&Chips
  • スーパー&ドラッグストア: CVS
re:Invent中の主なイベントと行動
  • Day 1 Sun
  • Registration
  • シャトルバスで会場間移動の練習
  • Midnight Madness参加 : 夜のParty & Key Note
  • Day 2 Mon
  • セッション参加
  • Welcome Reception
  • 夜のKey Note参加
  • Day 3 Tue
  • 朝のCEO Key Note参加
  • セッション参加
  • Expo見学
  • Day 4 Wed
  • 4k/8k Run: ラスベガスの街をみんなで走るイベント。現地でも参加申請できる。
  • セッション参加
  • AWSの知人と食事
  • Day 5 Thu
  • 朝のCTO Key Noteに参加
  • セッション参加
  • Re:Play参加 : 夜の大規模パーティ
  • Day 7 Fri
  • セッション参加
  • AWS Certification受験
参加したセッション一覧
  • Build & share serverless apps with AWS Serverless Application Repository (Chalk Talk)
  • Best practices for building multi-region, active-active serverless applications (Chalk Talk)
  • Best practices for CI/CD using AWS Fargate and Amazon ECS (Session)
  • Building a streaming data platform with Amazon Kinesis (Session)
  • Improving observability of your containers (Session)
  • Travelers tales: The open-source journey of the AWS SAM toolkit (Chalk Talk)
  • Generating dynamic deployment pipelines with AWS CDK (Chalk Talk)
  • What's new in AWS CloudFormation (Session)
  • Implement AI-powered speech analytics for Amazon Connect (Workshop)
  • Introducing quantum computing with AWS (Session)
  • AWS DeepComposer: Get started with generative AI (Workshop)
  • AWS Lambda function performance tuning (Chalk Talk)
  • Optimizing your serverless applications (Session)
次回のためのTips
  • 参加したいセッションは予約しておく。人気セッションは当日並んだら入れない
  • re:Invent中にも毎日セッションが追加されるのでこまめにチェックし、予約したほうが良い
  • re:PlayはEDMという音楽ジャンルに興味のない人にはおすすめしない
  • 一般セッションとWorkshopやHackathonなど参加系セッションを混ぜて参加したい
  • 参加者の質問に対しスピーカーがとてもフレンドリーな姿勢で答えてくれるので、もっと積極的に質問したい
  • 飛行機は乗り継ぎの時間に余裕があるように取りたい
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