Azure SDK for Goは、マイクロソフト社のパブリッククラウド「Azure」をGoでコーディングして扱うためのSDK(ソフトウェア開発キット)です。
2021年4月1日のv53.0.0からMIT、それまではApache License 2.0のライセンスのオープンソースソフトウェアであり、GitHub上で管理および開発されています。
最初のコミットは2014年8月11日で、2016年、2017年とベータ期間を経て、2018年2月12日のv14.0.0で正式リリースとなりました。
おおよそ毎月末にメジャーバージョンのアップデートが行われます。
現在では、日本語ドキュメントも公開され、サポートされるAzureサービスも増えています。
当時、他のプログラミング言語のSDKやドキュメントが出揃っていた中、Goだけがなかなか正式リリースされずヤキモキしたり、ベータ期間中にストレージ系のパッケージが本家から出たり戻ったりしていたのを眺めていたも良い思い出です。
まずは「Azure/azure-sdk-for-go」の README.md や「Go 開発者向けの Azure」のドキュメントを読み進め、どんなものなのか?何ができるのか?を見て行きます。