biosモードで起動している場合の方法です。
usbメディアを作る
https://www.archlinux.jp/download/
から落としてきたisoファイルを適当なツールでusbメモリに焼きます。
パーティションを作る
fdiskを使ってパーティションを1つ作り、フォーマットし、マウントします。(/dev/sdXはインストールしたディスクに合わせて変えてください)
# fdisk /dev/sdX
# mkfs.ext4 /dev/sdX1
# mount /dev/sdX1 /mnt
システムクロックの更新
# timedatectl set-ntp true
スワップ領域はあとからスワップファイルで設定できるので今は作りません。
ベースシステムをインストール
/etc/pacman.d/mirrorlist を編集して日本サーバーの行を一番上に移動してから(reflectorが自動でやってくれます)
pacstrapを使ってマウントしたパーティションにベースシステムをインストールします。
# pacstrap /mnt base base-devel linux linux-headers linux-firmware
fstabを生成します。
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
chroot
chrootします。
# arch-chroot /mnt
ホストネームを設定します。
# hostnamectl set-hostname ホストネーム
wheelグループのユーザーがsudoコマンドを実行できるようにします。
# visudo
を実行し
%wheel ALL=(ALL) ALL
のコメントアウトを外す。
rootユーザーのパスワードを設定する
# passwd
一般ユーザーを追加し、wheelグループに追加する。
# useradd -m ユーザー名
# usermod -aG wheel ユーザー名
# passwd ユーザー名
必要なパッケージを入れる。
ドライバーやエディター、ターミナルエミュレータは自分の環境や好みに応じて変えてください
# pacman -S sudo grub nvidia networkmanager plasma vim alacritty
sddmとnetworkmanagerを有効化
# systemctl enable sddm
# systemctl enable NetworkManager
grubをインストール
# grub-install --target=i386-pc /dev/sdX
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
chrootを抜ける
# exit
電源を切ってUSBメモリを抜いてから起動する。
ノートPCに入れる場合
ノートPCに入れる機会があったので追記します。
UEFIモードは有効になっています。
キーボードの配列を変える
# loadkeys jp106
インターネットに接続する
# iwctl
[iwd]# station <wlan> connect <"network name">