PCoIPで60fps出すための設定
- Active directoryの設定
- Zero Clientの設定
- 動画で確認
Active Directoryの設定
Extras-Bundleを展開して、フォルダーにコピーし、gpediterで編集
まずはActive Drectory(Windows Server 2016)のサーバーにログインして、
VMwareのWebからVMware-Horizon-Extras-Bundle-5.1.0-13920927をダウンロード。
ところが、すでにHorizonをダウンロードしていたからかダウンロードは出来ないと。
この製品のダウンロード権限がないか、ダウンロードが許可されていません。
前も似たような事があってVMwareのUSサイトから取れた事があるので、
VMware.comからUSを指定してHorozonを検索し、ダウンロードを掘り下げていくとこんな感じで
ダウンロードサイトに行けた。
出だしからかなり躓いた感があるものの、とりあえずunzipして展開。
展開して出来たpcoip.admxをグループポリシーに追加するとのことだけど、gpeditのAddからはコピーが出来ない。(フォルダまでは選べるけど.admxファイルは選択できない。)
よって、展開したファイルの中にあるadmxファイルをC:\Windows\PolicyDefinitionsの中にそのままぶち込む。
ついでに言語系のファイルもフォルダの中に入っているので、何も考えず全部コピーしてC:\Windows\PolicyDefinitions\USの中にぶち込む。
また、もう一か所コピーする必要があるのでC:\windows\Sysvol\domain\PoliciesにPolicyDefinitionsというフォルダを新規作成して同じようにadmxファイルをそのまま投入。言語ファイルはフォルダ事コピー。
これでもう一度gpeditを検索から開き
[コンピュータの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [PCoIP セッション変数] > [上書き可能な管理者デフォルト]
と
[ユーザーの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [PCoIP セッション変数] > [上書き不可の管理者設定]
の設定を編集。
私の環境は英語OSなので、PCoIP Session Variables/Overdidable Administratorになります。
その中で、Configure PCoIP image quality levelsを開き、Enableにマークを入れてからFrame Rateを60にして、Use image setting from zero client if availableにも✔を付けてみる。
もしかしたらどちらかだけでも良いのかもしれないけど、うまくいかなかったので両方編集。
ComputerとUserの両方で同じ設定をしてからエディタを閉じで、PowerShellで>gpupdate を実行。
クライアントPCを念のため再起動してZero clientの設定へ
Zero Clientの設定
今回はAtrustのW100を使用。
本体の画面からも設定はあるが、フレームレートに関する設定はブラウザでゼロクラのアドレスに
アクセスする管理画面からしか設定できない。(その他いろいろの詳細設定もこちらから。)
動画で確認
今回はストリートファイター4のベンチマークで測定。
Remote Display Analyzerというフリーソフトを入れて、リモート側にどの程度のfpsや帯域で
送り出しているかを測定。
見事60fps!(字小っさ)
丸一日かかりましたが、ADの知識とか無くても何とかなりましたよ。