昔、受験勉強で英単語を覚えるのが苦手だった。同じ単語を何度も繰り返し見ることにストレスを感じていた。だが、数学の公式は何度書いても飽きることは無い。それどころか、書けば書くほど、新たな発見があって、面白くなる感じ。どちらも、同じことの繰り返しなんだけど、何が違うんだろう。
敢えて、誤解を恐れずに言うと、英単語は繰り返し見ても、その先に新たな発見が無い。それに対して、数学の公式は、色々と周辺知識が身に付いて面白かったような記憶がある。しかし、英単語も覚えれば最終的には、英語が話せるようになるという大きな目的がある訳で、決して意味がない訳では無い。何で苦痛に感じていたんだろうか。
簡単に言うと、頭の中が「英単語=受験」と言うイメージで覆われていて、英語を話すということが全然イメージできていなかったからだと思う。同じことの繰り返し。例えるなら、味のないガムを噛み続ける様な。それに対して、数学の公式は書けば書くほど新たな発見があるので、スルメを嚙んでいる様な感じだったのかな。
結局、何が言いたいかと言うと、同じ作業を繰り返しているとしても、その先の目標が見えているかいないかで、モチベーションが全然違ってくるということである。逆を言えば、繰り返し作業がつまらないと感じているのなら、その先の目標が見える見える所に身を置いてみると、やる気も変わってくるかもしれない。
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