はじめに
Visual Studio Code はいいぞ。
ということでUnityでVS Codeを使い始めるための記事をまとめます。
Unity 2017.3 で動作確認しました。
UnityでVS Codeを使い始める
Visual Studio Code を無料でダウンロード
ここ からお使いのPCに合った Visual Studio Code をダウンロードします。
ダウンロードに関してもし分からなければ Windows であれば ここ を参考にすると良いです。
Mac はダウンロードされた zip ファイルを解凍(ダブルクリック)するだけです。
Unityの設定(Mac)
(Yosemiteで確認)
-
Unityを開いた状態で,画面上部のメニューバーから
Unity
→Preferences...
を選択(もしくは ⌘+, )- するとUnity Preferencesが開きます。
-
左側の上から2番目の External Tools をクリック
- デフォルトの状態であれば一番上のExternal Script Editorのプルダウンメニューが
internal
になっています。
- デフォルトの状態であれば一番上のExternal Script Editorのプルダウンメニューが
-
そこの
internal
をクリックして,一番下のBrowse...
をクリック- Browse for application が開かれます。
-
アプリケーションフォルダ(VSCodeがインストールされているフォルダ)に移動
- 保存先がデフォルトであれば
アプリケーションフォルダ
にインストールされています。
- 保存先がデフォルトであれば
-
Visual Studio Code をクリックして選択
- 右下の Open が青くなって押せるようになる
-
Open をクリック
- External Script Editor が
Code
になっていることが確認できます。
- External Script Editor が
-
Unity Preferences を閉じる
-
画面上部のメニューバーから
Assets
→Open C# Project
をクリック- VS Codeが起動し,「リリースノート」か「ようこそ」のタブが開かれると思います。
※ 8. の画面上部のメニューバーから Assets
→ Open C# Project
をクリックする処理は Unity でプロジェクトを新しく作るたびに一度だけ必要になります
VS Codeの設定(Mac)
-
ようこそ のタブをクリックして移動し,開始 の下にある フォルダーを開く... をクリック
-
開きたいプロジェクトのフォルダを選択 して 開く をクリック
- たとえば
UnityTestProject
という名前でプロジェクトを作成していたら,UnityTestProject
のフォルダを探してクリックして選択し,開く をクリックします。
- たとえば
-
ダイアログで「ワークスペースの構成をファイルとして保存しますか?」と聞かれたら 保存しない を選択
-
Unityに戻ってCreateからスクリプトを作りダブルクリックして スクリプトを開く
- ちゃんとVSCodeで開かれると思います。
-
右下に「このファイルの種類には拡張機能
C#
が推奨されます。」などと表示されたら インストール をクリック- C#の拡張機能がインストールされます
-
左側に表示される「再読み込み」というボタンをクリック
- エディタが再読み込みされて,
OmniSharp for OSX
と.NET Core Debugger (macOS / x64)
などがダウンロード&インストールされます。 - 少しの間待ちます。
- 完了すると一番下のバーに炎のマークとRunningが表示されます。
- エディタが再読み込みされて,
-
The .NET CLI tools cannot be located. .NET Core debugging will not be enabled. Make sure .NET CLI tools are installed and are on the path. などと言われたら,Disable this message in user settings をクリック
- 勝手にユーザー設定が開いて設定されます。
-
ユーザー設定タブの × を押して(もしくは ⌘ + W で)タブを閉じる
-
他にも右下にエラーが出ていたら表示内容に従うか,×を押すなどして閉じる
-
とりあえず設定はおしまい!
Unityの設定(Windows)
(Windows10 で確認)
おおよそMacと同様です。
-
Unityを開いた状態で,画面上部のメニューバーから
Edit
→Preferences...
を選択- するとUnity Preferencesが開きます。
-
左側の上から2番目の External Tools をクリック
- デフォルトの状態であれば一番上のExternal Script Editorのプルダウンメニューが
internal
になっています。
- デフォルトの状態であれば一番上のExternal Script Editorのプルダウンメニューが
-
そこの
internal
をクリックして,一番下のBrowse...
をクリック- Browse for application が開かれます。
-
C:\Program Files\Microsoft VS Code
(VSCodeがインストールされているフォルダ)に移動- 保存先がデフォルトであれば
C:\Program Files\Microsoft VS Code
にインストールされています。 - 上のアドレスをコピーして上部のアドレスバーにペーストすると楽です。
- 保存先がデフォルトであれば
-
Code.exe もしくは Code をクリックして選択
-
右下の 開く をクリック
- External Script Editor が
Code
になっていることが確認できます。
- External Script Editor が
-
Unity Preferences を閉じる
-
画面上部のメニューバーから
Assets
→Open C# Project
をクリック- VS Codeが起動し,リリースノート か ようこそ のタブが開かれると思います。
※ 8. の画面上部のメニューバーから Assets
→ Open C# Project
をクリックする処理は Unity でプロジェクトを新しく作るたびに一度だけ必要になります。
VS Codeの設定(Windows)
-
ようこそ のタブをクリックして移動し,開始 の下にある フォルダーを開く... をクリック
-
開きたいプロジェクトのフォルダを選択 して 開く をクリック
- たとえば
UnityTestProject
という名前でプロジェクトを作成していたら,UnityTestProject
のフォルダを探してクリックして選択し,開く をクリックします。
- たとえば
-
ダイアログで「ワークスペースの構成をファイルとして保存しますか?」と聞かれたら 保存しない を選択
-
一旦 Unity に戻って Create からスクリプトを作りダブルクリックして スクリプトを開く
- ちゃんとVSCodeで開かれると思います。
-
右下に「このファイルの種類には拡張機能
C#
が推奨されます。」などと表示されたら インストール をクリック- C#の拡張機能がインストールされます
-
左側に表示される「再読み込み」というボタンをクリック
- エディタが再読み込みされて,
OmniSharp
や.NET Core Debugger
などがダウンロード&インストールされます。 - 少しの間待ちます。
- 完了すると一番下のバーに炎のマークと
UnityTestProject.sln
などとプロジェクト名が表示されます。
- エディタが再読み込みされて,
-
The .NET CLI tools cannot be located. .NET Core debugging will not be enabled. Make sure .NET CLI tools are installed and are on the path. などと言われたら,Disable this message in user settings をクリック
- 勝手にユーザー設定が開いて設定されます。
-
ユーザー設定タブの × を押して(もしくは Ctrl + W で)タブを閉じる
-
他にも右下にエラーが出ていたら表示内容に従うか,×を押すなどして閉じる
-
とりあえず設定はおしまい!
素晴らしきVSCodeライフへ
VSCodeの素晴らしさ,良い点を書き始めたら止まらないので割愛させていただきます。
vscode 使い方
などで検索すれば大量の情報が手に入るので是非どんどん調べて下さい。
便利な機能がたくさんあるので,徐々に使いこなしていきましょう!
とりあえずショートカットをちらっと見ておくことだけおすすめしておきます。
Windows : Alt + H K (Altキーを押しながらHキーを押した後,両方離してからKキーを押す)
もしくはここ Visual Studio Code Shortcuts for Windows
Mac : ヘルプ → キーボードショートカットの参照
もしくはここ Visual Studio Code Shortcuts for MacOS