CLngは、VBAのデータ型変換関数の一つで、Long型に変換するために使用されます。CLng関数を使用すると、文字列や数値など、異なるデータ型の値をLong型に変換することができます。
例えば、以下のようなコードを実行することができます。
Dim str As String
Dim num As Integer
Dim lngNum As Long
str = "1234"
num = 1234
lngNum = CLng(str) ' 文字列をLong型に変換
Debug.Print lngNum ' 結果:1234
lngNum = CLng(num) ' IntegerをLong型に変換
Debug.Print lngNum ' 結果:1234
上記の例では、CLng関数を使用して、文字列 "1234" と整数値 1234 をLong型に変換しています。Long型は、整数値を格納するために使用されるデータ型で、数値の範囲は-2,147,483,648から2,147,483,647までです。
VBAには、他にも多くのデータ型変換関数があります。例えば、CInt関数は整数型、CDbl関数は倍精度浮動小数点型、CStr関数は文字列型に変換するために使用されます。