【Python入門 第6章】エラーと例外処理をマスターして安心コーディング🐍🛠️
こんにちは、PythonTimesの蛇ノ目いろはです🌿
今回は「エラー」と「例外処理」の基本をやさしく解説するよ✨
予期せぬトラブルに強くなれば、もっと自信を持ってプログラムが書けるようになる!
⚠️ エラーには2種類ある
Pythonのエラーには大きく分けて2つの種類があるよ👇
種類 | 説明 | 例 |
---|---|---|
構文エラー | 文法のミス(書いた時点でアウト) |
print("Hello' (カッコ閉じ忘れ) |
例外(RuntimeError) | 実行中に起こるエラー |
1 / 0 (ゼロ除算)など |
🛡️ 例外処理(try-except)でエラーを防ごう!
エラーが出そうな処理を try
に入れて、問題が起きたら except
で受け止める!
try:
number = int(input("数字を入力してください:"))
print("2倍すると…", number * 2)
except ValueError:
print("数字じゃないよ〜💦")
📌 上のコードでは、文字列などを入力すると ValueError
をキャッチしてメッセージを表示してくれるよ!
🔍 よくある例外の種類
例外名 | 内容 |
---|---|
ValueError |
値が不正(例:int("abc")) |
ZeroDivisionError |
ゼロで割ろうとした |
FileNotFoundError |
ファイルが存在しない |
TypeError |
型が合ってない(例:3 + "a") |
IndexError |
リストの範囲外アクセス |
✅ else と finally の使い方
-
else
:例外が発生しなかったときに実行される -
finally
:エラーの有無に関係なく必ず実行される(ファイル閉じるなどに便利)
try:
with open("data.txt", "r", encoding="utf-8") as file:
content = file.read()
except FileNotFoundError:
print("ファイルがないよ〜")
else:
print("読み込み成功!")
finally:
print("処理が終わりました。")
✍️ PEP8的なエラーハンドリングの心得
PEP8では、必要以上に except: だけで書くのはNG!
❌ 良くない例(何が起きても握りつぶす):
try:
do_something()
except:
pass
✅ よい例(具体的な例外を捕捉する):
try:
do_something()
except FileNotFoundError:
print("ファイルが見つかりません")
📌 まとめ
- エラーには「構文エラー」と「例外」があるよ🐍
-
try-except
を使ってエラーを防ぐ安全設計をしよう - 代表的な例外(
ValueError
,FileNotFoundError
など)は覚えておくと◎ -
else
,finally
も便利な補助機能! - PEP8に従って明示的な例外処理を書くのがPython流✨
次回は、
「第7章:標準ライブラリ紹介」 をお届け予定📚
Pythonに最初から入っている「便利ツール箱」をのぞいてみよう!
フォローしてくれたらうれしいな🐍📦