#そもそもインスタンスとは
インスタンスとは、クラスによって作られた実体のようなものです。
クラスとは設計図のことであり、クラス(設計図)によって作られたものをインスタンスと呼びます。
具体的な例として、車の設計図を基にベンツを作ったとします。
ここでは車の設計図がクラスにあたり、ベンツがインスタンスになります。
#インスタンス変数とは
インスタンス変数とは、特定のインスタンス内でのみ通用する値のことです。
また、インスタンス変数と意味が混ざりがちな用語としてクラス変数があります。
2つの単語の違いについて先ほどの車の例で考えます。
車の設計図に、「タイヤが4個」と「車の形」があったとします。
「タイヤが4個」という設計はどの車にも当てはまる設計であり、クラス内(設計図内)で共通の値になります。
言い換えると、どの車においてもタイヤは4個である必要があります。
一方、「車の形」は車種によって異なります。
そのため、ベンツを作る場合にはこの形、プリウスを作るためにはこの形、といった風に各インスタンス内で用いられる車の形は異なります。
この各インスタンス内でのみ通用する値をインスタンス変数といいます。
#最後に
この記事は、自身の理解を確かめるために頭の中を文章に書き起こしたものです。
間違っている場合もありますので、その際はぜひご指摘ください。