こちらはVoicy Advent Calendar 2024の11日目の記事になります。
こんにちは!Voicyに入社して11ヶ月、iOSエンジニアのピカソです。月日が過ぎるのはあっという間ですね。今回は入社して1年経ったので(正確にはまだ11ヶ月ですが)、入社エントリー的な意味で、この一年で自分が体験したマインドセットの変化やリーダーシップについて書きたいと思います。
自己紹介
まずは簡単に自己紹介するとVoicyではピカソと呼ばれています。(本名がパブロなのとスペイン名含めたフルネームが長いからです笑)
Voicyには2024年1月に入社しました。
もともと新卒で入った前職では最初バックエンドとデータ周りを担当していて、3年前にキャリアチェンジしてからはiOSエンジニアをしています。
Voicyでは、iOSエンジニアとしてアプリの開発を行い同時にチームリーダーとしてプロジェクトの管理やチームマネージメントなどをしています。
前職はスペインのフィットネス業界向けのSaaSスタートアップで働いていました。スタートアップといっても、会員向けアプリのユーザー数が8000万人を超える規模の大きな会社でした。そんな環境で働いていた自分が、日本のVoicyへ移り、どのように変わったのかをお伝えします。
前職での自分
前職では、主に割り当てられたプロジェクトやデザインをもとに開発を進めるというスタイルでした。自分で施策の背景や目的を深く考える必要がなかったため、実装そのものに集中できる環境でした。
このスタイルは「楽」と言えるものでしたが、一方で「与えられたものを作る」というルーチンワークにとどまり、次第に自分の成長やキャリアへの疑問を感じるようになりました。
Voicyに移ってからのマインドセットの変化
Voicyに転職したことで、自分のキャリアとマインドセットは大きく変化しました。まず、日本に移るという大きな変化から始まりました。これはコンフォートゾーンからの大きな脱出であり、仕事面でも同じような挑戦が待っていました。
プロジェクトの背景を考える習慣
Voicyでは、開発を行う前に「なぜそのプロジェクトを行うのか」「どのような結果を望むのか」「事業にどう貢献するのか」といった視点で考えることが求められます。
これにより、自分はただの「作る人」から「考えて作る人」へと成長できたと思っています。自分はもともとこうした考え方がの方が合ってると感じていて、現在ではより自分らしく意見を述べたり、遠慮せずに貢献したりできる環境になっています。その結果、プロジェクトへの深い理解と主体的な関与ができるようになり、次第に楽しさを感じると同時にの理解が深まることでより良いアウトプットを出せるようになりました。
チームリーダーとしての挑戦
8月からはありがたいことにチームリーダーを任されるようになりました。この役割では、施策の計画段階から関わることができるようになり、チーム全体の動きや目標設定、事業指標の達成に向けた戦略を考える機会が増えました。
以下の図は、自分がリーダーとして意識するポイントを整理したものです。(詳しくはマインドセットと一緒に別の記事で書きます)
[図: チームリーダーとして意識するポイント]
1. チームの目標と事業目標の連動
2. 個々のメンバーのモチベーションと成長
3. 開発速度と品質のバランス管理
4. 継続的なフィードバックと改善
このように視座を上げ、より経営的な視点を持つことが求められるようになったのは、自分にとって大きな成長のきっかけとなりました。
経営への興味とリーダーシップ
もともと起業や経営に興味がありましたが、Voicyで働く中でその興味が具体的な行動につながるようになりました。リーダーとして施策を進める際には「事業指標にどう影響するか」という視点を常に持つよう心がけ、その結果、チームやプロジェクト全体の成果をより意識する習慣が身につきました。
まとめ
この1年間を振り返ると、自分は「与えられたものを作るエンジニア」から「考えて作り、チームを引っ張るエンジニア」へと少しは成長できたかなと感じています。しかしまだまだ学ぶことが多く、いろいろな課題を意識しながら、充実した毎日を送っています。
これからも新しい挑戦を楽しみながら、Voicyの成長に貢献していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!