はじめに
最近研究室でMacを購入してもらったので、MacにLaravelの環境構築をしました。Laravelは最近本を参考にしながら勉強をしており、まだまだ初学者ではありますが、頑張ってます。レベルで言うとCRUD機能を作れるようになったくらいですね。この記事は備忘録程度でまとめておきます。
brewのインストール
Laravelをインストールする前にMacを買ったらすぐにbrew
をインストールしましょう。すでにインストールしている方は飛ばしてもOKです。
brewのインストール手順は以下のサイトに詳しく手順が載っているので、そちらを参考にしながら行ってください。
https://brew.sh/index_ja
composerのインストール
brewのインストールができたら、次はLaravelをダウンロードするために必要なパッケージ管理システムであるcomposer
をダウンロードしましょう。
$ brew install composer
インストールが終わったら、しっかりインストールできているか確認しましょう。
$ brew -v
Homebrew 2.4.15
Homebrew/homebrew-core (git revision f5d550; last commit 2020-08-31)
PHPのインストール
composerがインストールできたら、次はPHPをダウンロードしましょう。Macの場合、買った時点でPHPがインストールされていますが、バージョンが古いとLaravelをダウンロードする時にエラーが出るため、PHPをアップグレードする必要があります。
PHPのアップグレードは以下のコマンドで行うことができます。
$ brew install php
さっきのcomposerとほとんど変わりません。
Laravelのインストール
これでLaravelをインストールする準備が整いました。インストールは以下のコマンドでできます。
$ composer global require laravel/installer
インストールが終わるまで少し時間がかかりますが、ゆっくり待ちましょう。
終わったら先ほどと同じく、インストールされたか確認します。
$ laravel -v
zsh: command not found: laravel
「・・・あれ?エラー出るんだけど」
そうです。LaravelはComposerやPHPとは違い、このままではまだコマンドとして使えないのでPATHに通す必要があります。
LaravelをPATHに通す
ではLaravelをPATHに通していきましょう。以下のコマンドを入力することで、PATHに通すことができます。
$ export PATH=$HOME/.composer/vendor/bin:$PATH
では、先ほどのコマンドを入力してインストールされたか確かめてみましょう。
$ laravel -v
Laravel Installer 3.2.0
(以下略)
これでインストールは完了です。
Laravelアプリケーションを作成してみる
では、Laravelを利用したアプリケーションを作成してみましょう。アプリケーションを作成したいフォルダに移動し、そこで以下のコマンドを入力します。今回はTestApp
という名前のアプリケーションを作りました。
$ laravel new TestApp
これを実行すると、TestApp
というフォルダの中にアプリケーションファイルが自動で生成されます。フォルダ内に移動して確かめてみましょう。
$ cd TestApp
$ ls
README.md composer.json package-lock.json resources tests
app composer.lock package.json routes vendor
artisan config phpunit.xml server.php webpack.mix.js
bootstrap database public storage
このようなファイル・フォルダが生成されていると思います。
ローカルサーバを起動してindexページを見てみる
最後にローカルサーバを起動して標準で用意されているページを見てみましょう。
$ php artisan serve
美しいデザインのページが出てきました。これで環境構築は終了です。お疲れ様でした。