33
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Ateam Brides Inc.Advent Calendar 2019

Day 19

尊いツイートに、何万回でも押せる「尊いボタン」をつける

Last updated at Posted at 2019-12-19

この記事は、 Ateam Brides Inc. Advent Calendar 2019 19日目の記事です。
本日は新卒2年目、デザイナの @pyonsomi が担当いたします。

尊いということ

こ、これは尊い...🙏🙏🙏🙏🙏!!!

↑Twitterで、好みのイラスト・グッとくる漫画・推してるアイドルの写真・猫などのツイートに出会った時の私です。
尊いとは

私はそんな時、高ぶる思いを発散することができず...

たった1回のいいねやリツイートじゃ足りないんだ!!!

と画面の前で悶えること幾千の時を乗り越えて参りました。

だがしかし!今ここで!この気持ちをぶつけたい!

そこで今回は、chromeの拡張機能を使って、PC版Twitter.comで使える
尊いツイートに気持ちが高ぶった時、何万回でも押せる「尊いボタン」
をjQueryやJsの学習を踏まえて作ってみました。

準備物

  • パソコン
  • テキストエディタ

があれば大丈夫です。

完成

うおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

前半.gif

この気持ちを表現できる日が来るとは。。。。
これいつかツイッターに実装されないかな。。。
一生押せる気がする。。。

今回かなりつまずきましたが、先輩方に手助けいただき完成できました😭
お世話になったみなさん、本当にありがとうございました🙇‍♂️

以下実装内容です。

プロセス

  1. chrome拡張機能を設定
  2. DOMの読み込み方法を設定
  3. 尊いボタンを追加
  4. 尊いボタンを隣にカウンターを追加

コード全て

jquery-3.4.1.min.js
//公式からダウンロード
manifest.json
{
  "name": "ThisIsToutoi",
  "author": "pyonsomi",
  "description": "chrome extension for customize CSS and JS.",
  "version": "1.0.0",
  "manifest_version": 2,
  "web_accessible_resources": ["*"],
  "permissions": ["storage"],
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["https://twitter.com/*"],
      "css": ["toutoi.css"],"js": ["jquery-3.4.1.min.js","toutoi.js"]
    }
  ]
}
toutoi.js
jQuery(function(){
  var setIntervalId,
      toutoiCounter = function(){
          var parentElem = $("[aria-label='いいね']").parent();


          if (parentElem.length > 0) {
              parentElem.after('<div id="toutoi">🙏<span id="t_counter"></span></div>');

              var countUp = 0,
                  toutoiElm = $('#toutoi');

              function countNumber(){
                  countUp++;

                  return countUp;
                }

              toutoiElm.on('click',function(){
                  toutoiElm.find('span#t_counter').html(countNumber());  
                });

              clearInterval(setIntervalId);
              delete setIntervalId;
          }
  };

  setIntervalId = setInterval(toutoiCounter,100);

});

toutoi.css
#toutoi{
  padding: 0.85rem;
  -webkit-user-select: none;
  user-select: none;
}

#t_counter{
  color: rgb(136, 153, 166);
}

1 chromeの拡張機能を設定

何番煎じ感ありますがまずはchrome拡張機能の設定から。

その1:デスクトップにフォルダを作成。

今回読み込むファイルたちを格納するフォルダです。
名前は「ThisIsToutoi」とします。

その2:manifest.jsonを作成

ThisIsToutoiファイルの中に、manifest.json を作成し、下記コードを書きます。
nameには拡張機能の名前、authorには制作者の名前を入れます。

manifest.js
{
  "name": "ThisIsToutoi",
  "author": "pyonsomi",
  "description": "chrome extension for customize CSS and JS.",
  "version": "1.0.0",
  "manifest_version": 2,
  "web_accessible_resources": ["*"],
  "permissions": ["storage"],
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["https://hoge.com/*"],
      "css": ["style.css"],"js": ["script.js"]
    }
  ]
}

その3:対象サイトを指定

'content_scripts'でTwitterのURLを指定。
またURLのおしりには * をつけました。
ツイッター全てのページで読み込まれるようにするためです。。

manifest.js
{
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["https://www.twitter.com/*”],
      "css": [“style.css"],"js": ["script.js"]
    }
  ]
}

その4:関係するファイルを読み込ませる

cssファイルとjsファイルを作成+jQueryをダウンロード。
全てThisIsToutoiフォルダへ追加し、'manifest.js'で指定。

manifest.js
{
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["https://twitter.com/*"],
      "css": ["toutoi.css"],"js": ["jquery-3.4.1.min.js","toutoi.js"]
    }
  ]
}

その4:Chromeに読み込ませる

Chrome の拡張機能ページ ( chrome://extensions/ )にて
ThisIsToutoiファイルを読み込ませます。

デベロッパーモードをon >「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」からフォルダを選択

読み込まれました。これで完了です。

image_extension.png

ここから気をつけることは以下です。
ファイルを変更した場合、更新はリアルタイムで反映されないため、拡張機能ページで再読込する必要があります。
何か変更を加えた場合は、拡張機能のrefreshアイコンをクリックし再読み込みのうえ、対象ページの再読み込みも行いましょう。

ここまででchromeの設定は完了です。
ここからtoutoi.jsに処理を書きます。

2 DOMの読み込み方法を設定

jQueryより先にDOM(HTML)を読み込むための処理をします。
どんな通信環境でも適応できるように

  • 要素が0のとき(DOMを読み込めていないとき)、0.1秒ごとに再読み込みする
  • 要素を読み込めたら、終了させる。
toutoi.js
jQuery(function(){

  //DOM読み込みを設定
  var setIntervalId,
    toutoiCounter = function(){

        //いいねボタンの親要素を定義

        //親要素がひとつでもみつかった場合 = DOMが読み込めた場合
        if (parentElem.length > 0) {

            //尊いボタンを追加
            //カウンタの初期値を設定
            //カウントアップする関数 countUp を定義 
            //クリックイベント
              
            //DOMが読み込めたので、チェック終了
              clearInterval(setIntervalId);
              delete setIntervalId;
          }
  };

  //DOMがすべて読み込み完了したことを0.1秒ごとにチェックする
  setIntervalId = setInterval(toutoiCounter,100);

});

3 尊いボタンを追加

今回使ったのは「🙏」です。
いいねの隣に入れたいので、絶妙なところにいますがまず[aria-label='いいね']をチョイス。

Twitterの構成.png

そして[aria-label='いいね']の親の直後に🙏を入れます。

toutoi.js
jQuery(function(){

  //DOM読み込みを設定
  var setIntervalId,
    toutoiCounter = function(){

        //いいねボタンの親要素を定義
        var parentElem = $("[aria-label='いいね']").parent();

        //親要素がひとつでもみつかった場合 = DOMが読み込めた場合
        if (parentElem.length > 0) {

            //尊いボタンを追加
            parentElem.after('<div id="toutoi">🙏<span id="t_counter"></span></div>');

            //カウンタの初期値を設定
            //カウントアップする関数 countUp を定義 
            //クリックイベント

            //DOMが読み込めたので、チェック終了
              clearInterval(setIntervalId);
              delete setIntervalId;
          }
  };

  //DOMがすべて読み込み完了したことを0.1秒ごとにチェックする
  setIntervalId = setInterval(toutoiCounter,100);

});

4 尊いボタンの隣にカウンターを追加

最後に、カウンターの処理を書いて完成です。

toutoi.js
jQuery(function(){

  //DOM読み込みを設定
  var setIntervalId,
    toutoiCounter = function(){

        //いいねボタンの親要素を定義
        var parentElem = $("[aria-label='いいね']").parent();

        //親要素がひとつでもみつかった場合 = DOMが読み込めた場合
        if (parentElem.length > 0) {

            //尊いボタンを追加
            parentElem.after('<div id="toutoi">🙏<span id="t_counter"></span></div>');

            //カウンタの初期値を設定
            var countUp = 0,
                toutoiElm = $('#toutoi');

            //カウントアップする関数 countUp の定義
            function countNumber(){
                //カウンタに 1 を加算
                countUp++;
                //返り値を設定
                return countUp;
            }

            //クリックイベント
            toutoiElm.on('click',function(){
              toutoiElm.find('span#t_counter').html(countNumber());  
            });

            //DOMが読み込めたので、チェック終了
              clearInterval(setIntervalId);
              delete setIntervalId;
          }
  };

  //DOMがすべて読み込み完了したことを0.1秒ごとにチェックする
  setIntervalId = setInterval(toutoiCounter,100);

});

ここで驚愕の事実

今回使っていたこの絵文字、てっきり顔の前で拝む仕草だと思っていたら

🙏「Folded Hands(組まれた手)」
2つの手が固く合わさった絵文字で、日本文化における「お願い」や「ありがとう」を意味している。 また、「祈る人」・「お祈りしている手」という意味や「ハイタッチ」の意味でもよく使われている。

とのこと。まさかのハイタッチらしいです。

ま じ か

さいごに

最後まで読んでくだった方、ありがとうございました!

今回のTwitter拡張機能、いろいろ遊べそうだと思ったので
「私はこんなの作ったで!!」という方がいたらぜひ教えてください🍺

カウントのデータをちゃんと保持したりなどのクオリティを高めるもありますし、はたまた「クソリプにたくさん💩を投げるボタン」にするとか「ボタンを推したらサイリウムを持った自分が出てくる」とかも考えてました(笑)反響があったらブラッシュアップしたい。

多彩な人たちが活躍する私達のチームで働きませんか?

エイチームは、インターネットを使った多様な技術を駆使し、幅広いビジネスの領域に挑戦し続ける名古屋の総合IT企業です。
そのグループ会社である株式会社エイチームブライズでは、一緒に働く仲間を募集しています!

上記求人をご覧いただき、少しでも興味を持っていただけた方は、まずは気軽にお話しましょう!
技術的な話だけでなく、私たちが大切にしていることや、一緒にやっていくお仕事についてなど、詳しくお伝えいたします。

Qiita Jobsよりメッセージお待ちしております!

33
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
33
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?