Ubuntuでrmすると、"Text file busy"で削除ができない、トラブルシューティング

環境

Vagrant + Ubuntu 16.04.5 LTS

はじめに

ディレクトリを削除しようとしたら、ファイルが掴まれていて、削除ができないようです。このようなケースのトラブルシューティング。

$ rm -rf test02
rm: cannot remove 'test02/db/development.sqlite3': Text file busy

対応方法

削除したいファイルのプロセス番号を調べます。fuserコマンドは、指定したファイルが使用しているプロセス番号を調べるコマンドです。

$fuser ./test02/db/development.sqlite3
/vagrant/test02/db/development.sqlite3:  5356

プロセス番号：5356が、該当のファイルで本当に使われている事を確認します。psコマンドは、現在動いている全てのプログラムのプロセス番号を一覧表示するコマンドです。

$ps -f | grep 5356
vagrant   5356  2005  0 13:23 pts/0    00:00:00 sqlite3 ./db/development.sqlite3

稼働中のプロセスを強了させます。-9は、シグナルIDといって、これをつけると、強制終了という意味になります。くれぐれも、終了させるプロセス番号は間違わないように。

$kill -9 5356

これで、削除できるようになりました。

$rm -rf test02

参考URL