環境
Ubuntu20
timedatectlコマンドで表示される情報について
$ timedatectl
Local time: Tue 2021-08-24 10:28:54 JST
Universal time: Tue 2021-08-24 01:28:54 UTC
RTC time: Tue 2021-08-24 01:28:52
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: no
NTP service: inactive
RTC in local TZ: no
localal time
とは、システムクロックともいいますが、OSが持っている時間のことです。dataコマンド
で表示される時間は、`Local timeで設定されている時間が表示されます。
Universal time
は、世界標準時の事です。つまりイギリスの現在時刻です。
Ubuntuのでデフォルトでは、タイムゾーンはUTCになっているため、Universal timeがそのままLocal timeとなっているということになります。
RTC time
のRTCとは、Real Time Clock
の略。リアルタイムクロックは、ハードウェアクロックともいいます。マザーボードが保持している時刻のことです。
System clock synchronized
はNTPで時刻取得をおこなっているかどうかの確認表示です。
noとなっていれば、NTPによる時刻取得は行っていません。NTPの設定を行えば、yesになります。
NTP service: inactive
となっていれば、NTPサービスが起動してないことになります。NTPサービスを起動すれば、activeに変わります。
デフォルトでは、RTC in local TZ: no
になっています。これをyesにするには、timedatectl set-local-rtc trueコマンドをうつ。yesにすると、ハードウェアクロックに、システムクロックの時間を同期合わせさせるようです。基本的にnoのままでいいようです。