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社会人の勉強の仕方について

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はじめに

先日、IT系の資格を取得しました。久々に試験勉強をしてみると、学生のときの勉強方法と、社会人の勉強方法とは根本的に異なるものだということに気付きました。

同じ社会人でも独身のときと、家庭を持った後でも異なってきます。家庭を持った社会人の効率的な勉強方法について、感じたことを書いてみました。もしかすると、Qiitaの記事にはあまり関連性のない話題になるかも分かりませんが、ご容赦願います。

勉強の仕方について

家庭を持つと休日にたっぷり勉強をするといったことができなくなります。子供が小さいと尚更です。しかし、子供が大きくなるとまた事情は変わってくるかも分かりません。自分には4歳の子供がいますがまず無理です。それでも、0~1歳の頃と比べると、大分、融通が利くようにはなってきました。自分は子供が寝ている間を見計らって、短期集中的に勉強をしました。それと、隙間時間を活用しました。隙間時間とは、子供が風呂に入っているとき、買い物の待ち合わせのとき、公園で遊ばしているとき、図書館で子供が絵本を読んでいるときなどです。勉強できたとしても20分がせいぜいです。正直、あまり勉強ができた手ごたえが得られないまま、中断を余儀なくされます。1時間でも勉強ができれば「有意義な時間を過ごせたぞ」と思えてきます。家庭を持ちながら勉強をするということはこういうことです。独身のときや、学生の頃はこんな勉強の仕方など、夢想だにしませんでした。

なんせ、机に座ってじっくりと、まとまった時間勉強するといったことができなくなります。(自分だけでしょうか?)そんな環境でも、資格取得をひとたび志せば、勉強せざるを得なくなります。このような環境でも成果を出すにはどうすればいいのでしょうか。

自分はこのような勉強の方法を取りました。というか、取らざるを得ませんでした。

  • ザブノートは作らない
  • 暗記カードは作らない
  • 完璧暗記を目指さない
  • 短期集中型の取得を目指さない(気ながにやる)

結果的には、このやり方でよかったんじゃないかと思っています。昔からこのような勉強方法の方がよかったんじゃないかと、今更ながら実感しました。人は追い込まれたり、逆況に追いやられると、知恵を出すようになるものです。

やり方を変えてみる

やり方を変えてみることはいいことです。イチローは調子が良かった年でも、毎年バッティングフォームを変えていたと言っていました。普通なら調子が悪い時にフォームは変えるもので、調子が良いいのであれば変えないものです。イチローはなぜ敢えて変えていたのかは分かりません。それが結果的に良かったのか悪かったのかも分かりません。恐らく、イチロー自身も分かっていない可能性があります。恐らく、未知の領域に挑戦したいという思いが彼の原動力だったのではないかと個人的に推測しています。

変えてみる。それは、飽くなき挑戦だと思います。

時短こそが効率のポイント

高校の時、部活をやっていない人よりもやっている人の方が成績がいいといったデータがあるといった話を聞いたことがあります。部活をやっていると勉強する時間が限られるため、短い時間でどのように工夫すれば、成果が上げられるかを考えて取り組むようになるからなのでしょう。部活をしていない人はたっぷりと時間があるため、逆にダラダラしてしまい、効率的に勉強しようと思わなくなるのでしょう。

家庭を持つと時間が取れなくなる分、独身貴族のときにやっていた、時間の無駄遣いをしなくなるようになるのでしょう。逆説的ではありますが、時間がない方が、結果的にいい結果を生み出すといったことが言えるのでしょう。

それでも、圧倒的に時間が短くなると、物理的に時間が欲しいと思う場合もあります。そんなときは、たまには有給を取って、たっぷり勉強に充てるのもありでしょう。有給は年間20日もあるのです。(勤続年数にもよりますが)日本人は働き過ぎだと言われますが、考えてみれば割と休みはあるのです。取得率が低い人は再認識するべきです。

勉強方法の詳細

自分が取った勉強方法をもう少し詳細に書いてみます。

1.ザブノートは作らない

机に座ってじっくりができない環境なのでそもそも作りませんでした。結果的に作らなくて正解だったと思っています。作り出すとノート作りが目的になってしまうものです。最終目的は暗記です。紙に覚えさせるのではなく、自分の頭に覚えさせることが最終目的です。綺麗なノート作りはそれはそれで楽しいものではありますが、そんなことに時間を割くのは無意味だと悟るべきでした。

2.暗記カードは作らない

作ってもいいのだが、これを作ると完璧主義に陥ってしまう可能性が高いように思います。それに作っている時間などないので作りませんでした。

3.完璧暗記を目指さない

資格の試験問題は大抵選択式です。用語を完璧に暗記している必要性はありません。用語を記述するような問題は出題されません。うろ覚えでも問題文を読むとなんとなく思い出せるものです。完璧暗記は時間の無駄です。70%でも覚えていれば、ほぼほぼ対応できるものです。自分は紙に殴り書きをして、覚えるようにしていました。これを数回繰り返しただけで、ある程度記憶に残るものです。

殴り書きには白紙の紙に青色ペンを使いました。なぜ青色ペンを使ったかといえば、ネットのある記事を読んで、青色ペンでノートを取ると、記憶力が増すといった記事を読んだことがあるので、根拠があるのかどうかは分かりませんが、とりあえず真似してみようと思っただけです。

4.短期集中型の取得を目指さない

合格体験記を読んでいると「業務未経験から〇〇の資格を〇週間で取得しました!」などといった記事をときどき目にします。「業務未経験なのに、そんなすごい資格をそんな短期間で取得したんだ。すけー。」と思ってしまいますが、家庭を持つ社会人にはまず無理です。1日数分しか勉強できなくなるので長期戦を余儀なくされます。はなから弾丸取得は目指さないで下さい。心に余裕を、のんびり気分でいきましょう。

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