はじめに
今流行りの? Difyという生成AIアプリが作成できるという、ノーコードツールを、お試し程度で使ってみました。
非エンジニアでも数分で使えるようになるなど、色々と謳い文句があるようですが、エンジニアの自分でも、サクッとは使えるようにはならず、色々とエラー対応を強いられることになりました。
そのトラブルシュート記事となります。
エラーいろいろ
429 - Rate limit reached for requests You exceeded your current quota, please check your plan and billing details.
モデルで「Gemini 1.5 Pro」、「Gemini 2.0 Flash Exp」を利用してエラーになりました。
無料枠で使っているため、利用制限に引っかかったのだと思います。エージェント利用で、20~30文字程度のリクエストにはちゃんと答えてくれました。しかし、ナレッジに登録した300ページ位あるPDFファイルをコンテキストに追加して、RAGのような使い方をしたところ、まったくもって使いもになりませんでした。
400 - Your credit balance is too low to access The Anthropic API. Please go to Plan& Billing to upgrade or purhase credits
AnthropicのClaudeが無料枠で使えるとの情報をGetしたので、AnthropicのAPI Keyを取得し、DifyのAnthropicモデルにAPI Keyを登録しようとしたところ、このようなエラーが出ました。
AnthropicのClaudeが無料枠で使えるという情報は既に過去のものとなっており、現時点(2024/12/20)では有料になっています。
OpenAIとは別路線のハズで多くの資金調達があるにも関わらずだぜ、おい。
403 - dose not have access to model 'gpt-4o-mini'
DifyのOpenAIモデルでOpenAIのAPI Keyを登録しようとしたところ、このようなエラーが出ました。
OpenAIのPlatformから使えるモデルに制限をかけたことが原因でした。「gpt-3.5-turboしか使わねーよ。gpt-4使って高い請求がきたらたまらんからな。」と思って、ケチって、OpenAI Platformで利用できるモデルをgpt-3.5-turboだけに制限をかけたしたところ、DifyでAPI Keyの登録ができなくなりました。どうやら、使わなくてもデフォルトでgpt-4o-miniを使えるようにしておかないといけないみたいです。なぜ、このようになっているのかは不明です。