JavaScriptを使用して、指定した文字の前後の文字列を切り出す方法を紹介します。
var str = 'abcdefghij';
// dより前の文字が欲しい
var cut1 = str.substr(0, str.indexOf('d'));
console.log(cut1);
// 結果
abc
// dより後の文字が欲しい
var cut2 = str.substr(str.indexOf('d') + 1);
console.log(cut2);
// 結果
fghij
関数の紹介
indexOf()
文字列の中に指定した文字があるかを探してあれば、そのインデックス(先頭を0とした順番)を返却する。
今回の場合は、指定した「d」と言う文字が4番目にあるので3と言うインデックスが返却される。
substr()
substr(開始位置, 終了位置)とすることで、開始位置から終了位置までの文字を切り出すことができる。
今回の場合は、
str.substr(0, str.indexOf('d'))
とすることで、文字列の0番目から3番目までの文字列が切り出されるので、返却値が以下のようになる。
abc
また、substr(数字)とすることで、指定した数字から末尾までの文字を切り出すことができる。
今回の場合は、
str.substr(str.indexOf('d') + 1)
とすることで、文字列の4番目から末尾までの文字が切り出されるので、返却値が以下のようになる。
fghij