Unity Learnでポートフォリオについてのチュートリアル1があったので,個人的にメモしておく.
概要
このチュートリアルですること:
- ポートフォリオの目的と用途を確認する.
- フローチャートを使って,自分のポートフォリオを計画する.
- コンテンツの選択と整理を開始する.
ポートフォリオの種類とツールの見直し
オンラインポートフォリオは,学習や制作に合わせて頻繁に内容を更新することが容易である.
ポートフォリオの種類
一般的なアプローチは以下の2つ:
-
Showcase portfolios
クリエイタの代表作を紹介することで,専門性をアピールするもの.
完成した作品を紹介することもあるし,作品についての考察やプロセスの記録が含まれることもある. -
Skill growth portfolios
同じプロジェクトで複数の作品サンプルを見せることで,スキルが上がっていることを示すもの.
あるプロジェクトのいくつかのバージョンを含めたり,再設計の振り返りや考察を含めることができる.
ポートフォリオのツール
オンラインポートフォリオサービスのオプション:
-
Community portfolios
Behance,ArtStation,Sketchfabなどのサービスでは,プロジェクトのポートフォリオを素早く作成し,
コミュニティからフィードバックを受けることができる. -
Custom portfolios
自分のプロジェクト,プロジェクトに関する具体的な情報,連絡先などを掲載するウェブサイトを作成することができる. - Portfolio alternatices
- プログラマにとって,githubのプッシュ・プル履歴は,コードだけでなく,関与,コミット,時間管理を示す.
- 趣味でゲームを開発している人にとって,itch.ioは,自分が作った様々なゲームをアップロードし,
参加したゲームジャムを共有するポートフォリオページとしてみることができる.
ポートフォリオには何が入るの?
ポートフォリオに共通した特徴:
- ポートフォリオの紹介では,スキル,トレーニング,キャリアへの興味,目標,関連する職業経験の概要を説明する.
- 画像や代表的なビジュアルをポートフォリオのウェルカムページに掲載.
- 各プロジェクトの紹介文では,選択したキャリア領域で重要なスキルを作品がどのように実証しているかを説明する.
- もしポートフォリオがスキルアップに焦点を当てたものであれば,
学習計画では,今はまだ足りないが近い将来身につけたいスキルやコンセプトを明確にする. - 雇用主などが作品を他の人と共有したい場合に備えて,
ポートフォリオ全体または要約版のダウンロードオプションがあると便利.
優れたポートフォリオを研究する
興味のあるキャリア分野の他のポートフォリオを評価する:
- 目的と対象者
- 全体的なルックとフィール
- 対象職種
- クリエイタがどのような職種に適しているのかが明確になっているか?
- プロジェクトが,クリエイタの関連スキルをどれだけ強調しているか.
特に良いと思うポートフォリオをブックマークしておく.
Tip:
元記事には,Unity Creatorsのポートフォリオが貼ってあります.
興味のある方は覗いてみてもいいかもしれません.
ポートフォリオに掲載する事例を選択
次に,少し考える時間をとって,自分の興味のある分野を決定してください.
今の自分にとって何が正しいかを振り返る
自分に合ったポートフォリオのあり方を考えてみる:
- 対象は誰?
- ポートフォリオの目標は?
- 職務に就く準備ができていることを証明するため?
- これまでの進捗を共有できる記録として作成するため?
- コミュニティポートフォリオツールを使う?カスタムで作成する?
- 今の段階では,ショーケースとスキルグロースポートフォリオのどちらが最適なの?
ポートフォリオの計画
ポートフォリオの内容,デザイン,フローを計画する:
- ポートフォリオに含まれるファイルや資産のリストを作成し,それらをカテゴリごとに整理する.
- ポートフォリオのデザインとナビゲーションスタイルを決定する.
- ポートフォリオの紹介文やミッションステートメントを作成する.
- ポートフォリオに追加して作成または整理する必要があるコンテンツを特定する.
- ポートフォリオの各作品に対するテキストの説明と考察
- 現在不足しているが,今後身につけたいスキルやコンセプトを特定した学習プラン
- フロントページまたはメニューの一部に,ポートフォリオの内容を簡潔に紹介するスライドショーを表示
コンテンツの整理
ポートフォリオに掲載したいコンテンツが決まったら,定義したカテゴリを使って,どのように整理するか計画を立てる.
- コンテンツがどこにリンクしているかを示しながら,可能な整理方法をモデル化する.
- ユーザージャーニーと,閲覧者がポートフォリオの情報をどのようにナビゲートできるかを考慮する.
- コンテンツとそのつながりについて,整理されたリストを作成する.
ポートフォリオの作成
フローチャートを参考に,すべてのファイルやアセットを整理し,ポートフォリオの作成に着手してください.
ポートフォリオのガイダンス
以下の質問を,ポートフォリオの作成,見直し,改良に役立てる
Content:
- ポートフォリオの目的は何ですか?
その目的は,どのようなコンテンツを含めるべきかということにどのように影響しますか? - ポートフォリオの想定読者層は?
読者層は,含めるべきコンテンツの種類にどのような影響を与えますか? - 利用可能なコンテンツにギャップはありますか?
- ポートフォリオが時間とともにどのように変化していくか,
また,さまざまな読者に対応するために,どのように複数のバージョンのポートフォリオを作成するかを検討する. - 既存のポートフォリオがある場合,現在の内容が目的や読者に合っているか?
もしそうでなければ,何を削除し,他にどんなプロジェクトを含めるべきでしょうか? - ポートフォリオには物語がありますか?
プロジェクト,メディア,コンテンツの集合体は,どんなストーリーを語ろうとしているのか?
コンテンツは特定の順番で見せるべきか? - ポートフォリオはどこで公開されますか?
誰でもアクセスできるウェブサイトに掲載されるとき,個人の識別や情報についてのベストプラクティスを考慮してください.
どのような個人情報を含めるか,除外するかを検討することが適切です. - 言語レベルは想定した読者層に対して適切か?
- ポートフォリオの文章内容に,スペルミス,句読点の間違い,文法的な間違いはないか?
Design:
- 統一性と一貫性
- コンテンツページで要素が統一されているか?
- ポートフォリオの属性が一貫性を維持しているか?
- ユニバーサルナビゲーション
- ポートフォリオのメインナビゲーションはどこにあり,ユニバーサルに表示されるか?
- レイアウト
- レイアウトは論理的か?
- リンク
- リンクは明確に表示されていますか?
- ユーザビリティ
- ポートフォリオの訪問者が簡単に情報を見つけることができるか?
- オンラインの場合,ポートフォリオの読み込みは早いか?
- 読みやすさ
- 読みやすさを向上させる書式があるか?
- アクセシビリティ
- すべての画像に代替適す炉が表示されているか?
- テキストやタイトルは,すべての閲覧者にとって明確で読みやすいか?
- 色,サイズなど
- スクリーンリーダーで読み取れる機能,読み取れない機能は何か?
- ポートフォリオは常に進化するものなので,変更や追加が容易にできるようなポートフォリオ構造を計画する.
最後に
ポートフォリオを作成したら,友人などにレビューしてもらい,フィードバックをもらおう!
実際に作ろうとすると難しいですよね.
僕はポートフォリオの代替としてGithubを利用させてもらってるんですが,
いずれおしゃれなホームページ作ってみたいと思っています!
(Webサイドの言語の勉強しないとなあー)