Yosemite と違うところ
rootless
が導入されたことによって、/usr
, /bin
, /sbin
下にインストールが必要なものがインストールできなくなってしまっています。
ただし、/usr/local
についてはアクセスすることができるので、こちらを利用したほうがいいでしょう。
Homebrewを利用する時に、何らかの理由で、/usr/local
がなくなっている場合があります。
El Capitan から /usr/local
を生成するのは面倒なので、El Capitanにアップデートする前に確認してみてください。
HomebrewはEl Capitanへアップグレードする前に入れておく
http://qiita.com/riocampos/items/525ec4b35744ad586c5a
こちらの記事を参考にしてみてください。
※ Homebrew で gcc-4.2 をインストールすると /usr/local/bin/gcc-4.2
にインストールされるのですが、linkするときに /usr/bin/gcc-4.2
にないと怒られてしまいます。。。。
Mac Ports とか使えば問題ないとかなんとか。慣れているので、今回は、Homebrew でもできるようにしましょう.
どうにかこうにかして、 rootless を解除しない方法に変えました。
一旦 rootless を解除する
GM になってから簡単に解除できなくなってしまったようです。
- 電源ONから
Cmd + R
を押してリカバリモードにする。 - Terminal を開いて、
csrutil disable
を入力する。 - 再起動する
Xcode
sudo xcodebuild -license
これでライセンスの同意ができる
Homebrew
$ xcode-select --install
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
$ brew doctor
$ brew update
rbenv
$ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
$ mkdir -p ~/.rbenv/plugins
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
設定を読み込む
$ source ~/.zshrc
oepnssl をインストールしないと、rbenv環境で bundle install
が動かないよう
http://d.hatena.ne.jp/CortYuming/20120618/p1
$ brew install openssl
readline もらしいので、入れる
$ brew install readline
openssl と readline のパスを渡しながら、ruby 2.1.2 をインストール
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=$(brew --prefix readline) --with-openssl-dir=$(brew --prefix openssl)" rbenv install 2.1.2 #
と思いきや、ここら辺で gcc4.2 がないとかでエラーが出るので、
gcc4.2 をインストール
$ brew tap homebrew/dupes
$ brew install apple-gcc42
$ export CC=/usr/local/Cellar/apple-gcc42/4.2.1-5666.3/bin/gcc-4.2
$ export CXX=/usr/local/Cellar/apple-gcc42/4.2.1-5666.3/bin/g++-4.2
$ export CPP=/usr/local/Cellar/apple-gcc42/4.2.1-5666.3/bin/cpp-4.2
$ sudo ln -s /usr/local/bin/gcc-4.2 /usr/bin/gcc-4.2
をしなくてもよさそう。
via. elcapitan - El Capitan libv8がインストール出来ない - Qiita
これで Ruby がインストールできるはず。
Ruby のバージョンを確認 する
$ rbenv versions
システム全体の Ruby のバージョンを変更する
$ rbenv global 2.1.2
Bundler のインストール
Rails の gem を bundler で管理したいので、インストールする。
$ rbenv exec gem install bundler
$ rbenv rehash
Rails Applicationのフォルダに移動して、bundle install
する
$ bundle install
ここでまた問題が。
libv8 と therubyracer がエラーを吐く
libv8 がまだ Yousemite (darwin-14) らしく、ここでエラーが起きるので、darwin-15を入れてみます。
$ gem install libv8-3.16.14.11-x86_64-darwin-15.gem
$ gem install therubyracer
これで libv8 と therubyracer はインストールできるはず。
これで、bundle install をもう一度すると、アプリケーションが立ち上がるはず。
bx rails s
やったね!
と思いきや第2シリーズ。homebrew で入れた mysql が動かない。
ちょっと諦めで、installerでインストールしちゃいました。
ちなみに、mysql.server start
すると、
Starting MySQL....... ERROR! The server quit without updating PID file (/var/lib/mysql/xxxxxx.pid).
と出てしまって、ちょっと解決できなかった。
念のため rootless は戻しておきましょう
csrutil enable
El Capitan のいいところ・悪いところ
いいところ
- 新しいOS使ってる感
- Mission Control がめっちゃはやい
- Photoshop CC 2015, Illustrator CC 2015, InDesign CC 2015,Sketch 3使える
- 文字入力スゴイ
悪いところ
- Finder がめっちゃ重い。応答なしになることが多い
- Chrome も重い。裏で動いてるGoogle Drive 消したら比較的軽くなった
- 画面分割はそこまで便利じゃない。Better Touch Tools でやればOKと思うけど、Mac のシステムとジェスチャーが競合してすごく使いづらい