この記事を読む前に独自ドメインのBlueskyのアカウントを消さないで!!!
Blueskyの予約ハンドル
そもそもBlueskyの予約ハンドルとは
Update as of December 12, 2024: If you change your default Bluesky username (with the .bsky.social suffix) to a website URL, your old .bsky.social username will be reserved for you. You no longer need to create a second account to reserve your most recent .bsky.social username. For every account, only your most recent .bsky.social username is reserved for you, and this reservation does not expire.
Blueskyでは、ユーザーがデフォルトのハンドル(.bsky.socialのサフィックスを持つ)を独自のウェブサイトURLに変更する際に、旧ハンドルが自動的に予約される仕組みが導入されている。各アカウントに対して、予約されるのは最新の.bsky.socialハンドルのみで、この予約は期限なく保持される。この機能は、サイバー・スクワッティングやなりすましの問題に対処するために設計されている。
なぜBlueskyの予約ハンドルが必要なのか
ユーザーがデフォルトのハンドルから独自ドメインに変更した場合、旧ハンドルが他のユーザーに取得されてしまうことを防ぐため。予約ハンドルが存在することで、ユーザーは安心してアカウント名を変更し、再び元のハンドルに戻ることができる。
この記事の内容
このBlueskyの予約ハンドルの仕組みを理解して、あらかじめ対策を取っておかないとあなたの大切な 〇〇.bsky.social
は二度と使えなくなってしまうかもしれない。
例
例1: aaaa.bsky.social
→ bbbb.com
に変更
-
aaaa.bsky.social
を作成: 初めに、aaaa.bsky.social
というアカウントを作成した。 -
bbbb.com
に変更: 次に、アカウント名をbbbb.bsky.social
に変更した。 -
aaaa.bsky.social
は予約: アカウント名を変更した後、aaaa.bsky.social
は予約され、他の人が利用できない状態になった。 - アカウントを削除: アカウントを削除した。
-
bbbb.com
は開放: アカウント名を変更した後、bbbb.com
が開放され、誰でも取得できる状態になった。 -
aaaa.bsky.social
は予約されたまま: アカウントを削除した場合、aaaa.bsky.social
は予約されたままで、他の人が利用できない状態になった。
例2: cccc.bsky.social
→ dddd.bsky.social
に変更
-
cccc.bsky.social
を作成: 初めに、cccc.bsky.social
というアカウントを作成した。 -
dddd.bsky.social
に変更: 次に、アカウント名をdddd.bsky.social
に変更した。 -
cccc.bsky.social
は開放: アカウント名を変更した後、cccc.bsky.social
が開放され、誰でも取得できる状態になった。 - アカウントを削除: アカウントを削除した。
-
dddd.bsky.social
は開放: アカウントを削除した場合、dddd.bsky.social
が開放され、誰でも取得できる状態になった。
要約
この2つの例から、Blueskyの予約ハンドルの挙動に一貫性がないことがわかる。特に、アカウントを削除した後の予約ハンドルの扱いについて、不一致が見られる。
-
例1では、
aaaa.bsky.social
が予約されたままになっている。 -
例2では、
cccc.bsky.social
が開放されている。
私の意見
アカウントを削除した場合、予約ハンドルも開放されるべきだと考える。現在の仕様は、ユーザーにとって混乱を招く可能性があります。Bluesky側で、アカウント削除時の予約ハンドルの扱いを一貫性のあるものに改善する必要がある。
また、アカウントが削除された後は、そのハンドルが再利用されるべきであり、予約されたままにする理由がない。
今後、Blueskyにこの問題についてフィードバックを送信し、改善を促したいと思う。
進展があったらここに書く。