はじめに
DataikuDSSをRockyLinuxにインストールした際の手順のメモです。
手順
基本的に次を参照します。
① (適当なディレクトリに移ってから)wgetでDataikuDSSインストーラを取得する
$ wget https://cdn.downloads.dataiku.com/public/dss/10.0.2/dataiku-dss-10.0.2.tar.gz
② 解凍する
$ tar xzf dataiku-dss-10.0.2.tar.gz
③ Dataiku用のデータ格納ディレクトリを作る(DataikuDSS起動プログラムもインストール後に入る)
※名前は適当です。
$ mkdir dataiku_data
④ インストーラでインストールする
マニュアルに沿ってポートは-p 11000としましたが、多分空いていれば何でもいいと思います。
$ ./dataiku-dss-10.0.2/installer.sh -d dataiku_data -p 11000
インストール時に必要なパッケージが無いと、事前に入れろとErrorが出ます。例えば、git, nginx, ncurses-compat-libs, python2, python36などです。その場合、表示されたパッケージをdnf installで入れてから再度先のコマンドを実行します。
⑤ 11000ポートをあけておく
$ sudo firewall-cmd --add-port=11000/tcp --zone=public --permanent
$ sudo firewall-cmd --reload
$ sudo firewall-cmd --list-all
(portsに11000/tcpが追加されていることを確認)
⑥ DataikuDSSを起動し起動確認
インストール時に-dで指定したディレクトリ内のbinの中に起動プログラムがある
$ ./dataiku_data/bin/dss start
$ ./dataiku_data/bin/dss status
(backend, ipython, nginxがそれぞれrunningであればOK)
⑦ Webブラウザからhttp://${マシンのIP}:11000にアクセスする
先のrequirementに書かれている指定ブラウザで開くと、アクセスできるはず。
おしまい。
環境
- RockyLinux 8.6(Hyper-V)
- DataikuDSS 10.0.2