はじめに
LaTeXでSETのカードを描くパッケージを作ったので、それの使い方などを解説する記事を書きました。
実はこれが一番最初に一から作ったパッケージであるので書き方が色々とアレかもしれませんが、指摘していただけるとありがたいです。余裕があればCTANにも上げるはずです。また、機能追加も余裕があればするはずです。
内容説明
再現したのは形だけで、カードに関してはまだです。斜線の向きとか波型の形とかで厳密な再現はできていませんが許容してください。
すべてTikZを使って描き、点対称な図形です。斜線部に関してはこの記事を参考にしました(実はこのマクロに関しては一部理解できていない部分があります。申し訳ありません。)。
形は「マル」「ヒシ」「ニョロ」の3種類、模様は「ナシ」「ヌリ」「シマ」の3種類です。色は自由に変えることができ、指定しなければ黒です。
パッケージ名は「setcard」です。
コマンドについて
形のhisi,hisi,nyoroと模様のnasi,nuri,simaを単純に組み合わせるだけです。色はオプションです。つまり、\hisinuri[red]とやれば、赤色で縞模様の菱形ができるわけです。
\nyorosimaと書けば、黒色の波型で縞模様のものができます。
公開について
GitHubにもCTANにも上げていないのでとりあえずドロップボックスにテスト用のtexファイルとパッケージ本体のstyファイルを上げておきます。GitHubの方にも登録して上げるはずですがお待ち下さい。
マニュアルも作っていません。
今日できたのだから仕方がないといえば仕方がないのですが……。
ドロップボックスのURLはこちらです。
おわりに
はじめての本格的なパッケージ作成なので指摘等あればよろしくお願いいたします。
著作権関係が怖いので一応このパッケージの利用は個人的な活動にとどめお金を取るものに使うのでしたらSETを作っている会社の方へご相談を。