LoginSignup

This article is a Private article. Only a writer and users who know the URL can access it.
Please change open range to public in publish setting if you want to share this article with other users.

More than 3 years have passed since last update.

島田商業現役女子高生がProttに挑戦

Last updated at Posted at 2020-11-06

目次

1.制作にあたって
2.ターゲット
3.課題から解決方法について
4.アプリの特徴について
5.製作工程
6.感想
7.その他

1.制作にあたって

私が提案する多言語翻訳アプリは「誠意翻訳」というものです。
VoiceTraを使って翻訳をします。
一般的な翻訳機能にプラスして「ニュアンスを翻訳する」というものです。
主にビジネスの場で使用してほしいです。

2.ターゲット

<単身赴任などで世界で働く日本人>

性別:男性  
単身赴任の期間:3年
年齢:40歳~50歳
職業:システムエンジニア
家族:妻、娘2人
趣味:釣り
性格:責任感が強い
愛読書:吾輩は猫である(夏目漱石)
悩み:スマートフォンをまだ使いこなせていない。
   現地の言語がわからない。
   海外の人と仕事への価値観が合わない。
よく使うデバイス:スマートフォン

3.課題から解決方法について

なぜ「ニュアンスの翻訳」に目を付けたのか。
去年から海外に単身赴任をしている父から聞いた話がきっかけです。
私の父は日本語も英語も使えない海外の方と一緒に仕事をしています。
何らかの機械に問題があり、その問題が何なのかを
突き止めるため「○○してみよう」とチームに提案します。
実行してみるが原因が突き止められず
「では次は××してみよう」と指示を出したところ
現地のメキシコ人は「日本人の彼の指示通り○○をしたのに
時間だけ使って原因が突き止められなかった。
彼の指示に従うのは良くないようだ。」
と言って信頼を失ってしまった、と話してくれました。
父の「○○してみよう」が「○○したら原因が突き止められるからやろう」だと
伝わってしまったことが、信頼を失う原因だったと考えられます。
そこで私は「ニュアンスの翻訳」の大切さを感じ誠意翻訳を制作しました。

4.アプリの特徴について

・ニュアンスの翻訳なしに一般的な翻訳も可能。
・場面は謝罪、要求、提案、命令催促、注意、伝聞・推量の中から選択する。
・入力された日本語を、さらに丁寧な日本語に変換するという作業をし、熟語を活用する。
・翻訳内で使われている表現を詳しく解説する。
・選択された言語、場面に応じて、文化の違いなどのアドバイスがもらえる。
・翻訳に関係のない仕事についてのメモもできるメモ機能付き。

5.製作工程

今回アプリの作成にあたり「prott」を使用しました。
prott作成の手順を説明します。

①方眼用紙にアプリ画面のデザインをかきます。
②そのデザインを撮影しProttにいれます。


11111.png

③「ワイヤーフレームを編集」で手書きのデザインをもとに
携帯の画面に作ります。

2.png
3.png
これはトップ画面の途中経過です。
4.png
参照:https://bit.ly/3kEHISi
日本人が好む色、ターゲットに合う色を考え
茶色系統の落ち着いた配色にしました。
6.png
キャラクターの参照:https://chojugiga.com
翻訳の参照:https://bit.ly/2K8pJaa

④遷移図設計をします

遷移図設計とは、どの画面でどこを押すとどの画面に飛ぶか、という設計です。
8.png
遷移図設計をすることで、デザインの悪いところが浮かんできて
さらに良いものを作ることができました。

こまめにプレビューで誠意翻訳の画面の流れを確認して
より使いやすい、見やすい、分かりやすいを意識しました。

⑤アイコンを作成する

アイコンこれ.png

誠意翻訳のトップ画面に似せた分かりやすいアイコンにしました。
「誠意翻訳」の文字を大きく表示したのは、誠意翻訳を検索してくれた人が
一目でわかるようにするためです。

6.感想

今回、多言語音声翻訳コンテストの応募をきっかけに
言語の違いによる問題をたくさん知ることができました。
私が着目した「ニュアンス」によるトラブル。
実際に世界で働く人に聞いたお話をもとに
どんな翻訳があったら便利か考え、決めたテーマです。
製作に取り組み始める前に、念入りに計画をして
最終的に「誠意翻訳」がどんな翻訳アプリになりたいのか考えました。
製作中に友達からアドバイスをもらったり、友達の製作物を見て良い影響を受け、
何度も元の計画から変更する部分がありましたが
はじめに決めた、どのような翻訳アプリになりたいのかを大切にして
制作の軸がぶれないよう意識しました。
Prottを作り終え、Qiitaでまとめている時、私がはじめに思い描いた「誠意翻訳」が
そのまま形になったといえるくらい良いものができたと実感できて嬉しかったです。
「世の中にどれだけ広まりそうか」が、最大の課題点です。
出来れば海外進出をしている企業に導入してもらいたいと考えていますが
誠意翻訳の知名度、信頼度を高めるにはどう宣伝したらいいか。
そもそもどうやって見つけ出してもらうか。それをもっと考えて作るべきだったなと思います。

Prottの制作物はこちらをクリック

prottQR.png

※作品をスマホでアクセスする際にはPrott viewerをインストールしてください

7.その他

静岡県立島田商業高校 こちらをクリック

prottサイト こちらをクリック

0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up