はじめに
こんにちは。
夏明けに開催されるOracle CloudWorld in Las Vegasへの出張が確定する方も増えてくる時期かなと思い、参考に私が参加した2023年体験記を綴ってみます。
Oracle CloudWorld in Las Vegasって何
2023年はラスベガスの高級リゾートをOracle一色に染めて開催された大規模イベント。
日本からも200名以上が参加した。2024年も同じベネチアンリゾートホテルで開催される。
ビジネス変革のアイデアを出すきっかけとなれるように、という想いで開催されているイベントである。
どのような発表がされたかは、日本Oracleさんがブログで纏めている。2023年はAIがかなりフィーチャーされていることが印象的だった。2024年はどんな発表がある年となるだろうか。今年も楽しみである。
所感 「とにかく有名人がいっぱい見られる」
▼オラクルとUberの対談
Uberがオンプレで構築していた自社システムをOCIとGoogle Cloudのマルチクラウドに移行したことは有名で、日本でも記事として取り上げられているが、どうしてOracleを選定したのか、インタビュー形式の対談がかなり面白かった。
大きいセッションでは日本語を含めた各国の同時通訳も用意されている。
スピーチがとてもシンプルで分かり易いので気持ちも動きやすく、聞いているとOracleを選定したくなる。
▼創業者のラリー・エリソン
一般人がビジネス的な世界の有名人に会う機会はとても限られていると思うが、ついにお目にかかれた。(豆エリソンサイズだが。)
この世のデータベースサービスを創り上げてきた、世界で指折りの大富豪を私の肉眼が捉えているなんて。
登場するなり、何ともキャッチーで心を惹かれる言葉を使ってくれる。
「Chat GPTの次に来るのは何なのかみんなが考えるようになった」
「じゃあOracleが何をするか=AIが私たちの中心になる」
「アプリケーションの動かし方などAIが制御することになる」
「"データインテリジェンスプラットフォーム"という、プロトタイピングした各分野のAIがプラットフォームとして提供されるようになる」
このようなスピーチ内容を据えてOracleは システムの全層でAIに必要な機能を提供していく戦略を発表した。御年79歳とは思えない・・・!
会場の雰囲気
スナックがかわいい
ライブイベントを聞きながら提供して貰えるハッピーなスナックは私を本当に楽しい気分にさせてくれた。(私はアメリカのお菓子が大好きなのである。)エンジニアとして頑張ってきてよかった。
インド人が沢山お湯を飲むのでウォーターサーバーが大体空っぽ
IT業界と言えばインド人ととても結びつきが強いが、今回のイベントにもたくさんいた。インド人は会場でいつも手にお湯を持っていた。おかげで私の上司は、日本から持ってきたインスタント味噌汁が飲めなくて嘆いていた。
Oracleの開発者が松岡修造くらい熱血
OCIのとあるサービスの開発責任者にお茶へ誘われ、会話する機会があった。
「何でもいいんだ、ほんの少しでも使いづらいと思う箇所があったらすぐに連絡をくれ。私たちはそれを解決したいという強い意志がある。」と名刺を渡された。
正直OCIの中では触ったことがないサービスだった。
「今はないかな~・・・」と濁すと「じゃあ何で使わないんだ?!」と詰められた。
これ以上ないくらい考えたという自信があって、自分たちのサービスが最高だと思っていることが伝わる。私もそんな仕事がしたい。(感化されやすいタイプ。)
後日談
しばらくはOracleやITへの感動の熱が冷めやらずで、開発しまくり、参考文献を読み漁りまくりの日々を送った。また、帰国してから積極的にOracleを提案した。
マルチクラウド思想の私だが、Oracle大好きになって帰ってきた。
やはり、世界の最先端ってかっこいい。