$scopeを使わずpopPage後に前画面をリロードする

「えー？マジ$scope！？」「$scopeが許されるのはv1.1までだよね！」

モダンAngularJSのお作法的に$scopeや$rootScopeは仕様を控えるべき、だそうです。

popPage後に元ページをリロードさせる際、$scope.$emitや$scope.$broadcastは使えないということですね。

解決法1

popPageのrefreshをtrueに設定する。
replacePageと同じくこれは元のページ全体を再読込みする。

detail.js

var page = nav.getCurrentPage();

// 前の画面に戻る
function back() {
    var options = {
        animation : "slide",
        refresh   : true
    };
    nav.popPage(options);
}

一瞬でツールバーごと消えるのが玉にキズ。
ons-splitter-contentの部分だけリロードしたい場合は向かないかと。

解決法2

pushPage時にリロード用のメソッドも一緒に送る。
遷移後ページのpopPageのonTransitionEndで元ページのリロードメソッドを呼ぶ。

まずは遷移元画面のJavaScript。
読み込み処理をpushPageの引数optionにreloadという名前で登録。

master.js

// 詳細表示
function showDetail(data) {
    var options = {
        animation : "slide",
        reload : function() {
            load();
        }
    };
    nav.pushPage('detail.html', options);
}

// 読み込み
function load() {
    /* データを読み込む処理 */
}

こちらは遷移先画面のJavaScript。
onTransitionEnd（2.0RC以降はcallback）で元画面から渡されたreloadを呼んでいます。

detail.js

//var args = nav.topPage.pushedOptions; // 2.0RC以降
var args = nav.getCurrentPage().options;

// 前の画面に戻る
function back() {
    var options = {
        animation : "slide",
        // callback : function() {  // 2.0RC以降
        onTransitionEnd : function() {
            args.reload();
        }
    };
    nav.popPage(options);
}

結論

簡単なのはrefresh:trueに設定してpopPageを呼ぶ方法。
部分的にリロードをかける場合はonTransitionEnd(現在はcallback)を駆使するのが良いっぽいです。