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WordPressでSEOに強いサイトを作るにはコツがある!その方法を解説

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たまにSNSなどで「WordPressはSEOに強い」みたいに言っている方がいます。
間違いなく言えることは、そのようなことを言っている方はSEOに詳しくありません。

なぜそのように言えるのか?SEOに強いWordPressサイトを作るにはどうすればよいか解説します。

本記事はSEOコンサルやWebサイト制作でフリーランスをしているミツキが解説していきます。
さまざまなキーワードで上位を取った実績があり、事例紹介にて一部を紹介しています。

SEOの基礎については、SEOとは?初心者向けにわかりやすく解説も参考にしてみてください。

WordPressに関するSEOの勘違い

まずは、WordPressに関するSEOについての勘違いからです。
よくある勘違いとしては、次に挙げる2つではないかと思います。

WordPressでサイトを作れば、どのようなサイトもSEOに強くなる

2022年現在、Webサイトを制作する方法は数多くあります。
HTML/CSSでゼロから構築するのではなく、WordPressをはじめ以下のようなサービスも使われるようになりましたよね。

  • ペライチ
  • STUDIO
  • Wix

ECサイトであれば、Shopifyがメジャーかと思います。
その中で、「WordPressがSEOに強い」と勘違いしている方がいます。

結論、SEOやWordPressの特性をよくわからないままWordPressでサイトを作っても、SEOに強いサイトは作れません。
とくに海外製の無名なWordPressテーマを使うとまったくSEOを考慮されていないことがあります。
※日本製でたまに見るテーマでも、SEOを考慮していないものはちょくちょく見かけます。

WordPressのプラグインを使えばSEOに強くなる

WordPressは数多くのプラグインがあります。
プラグイン自体は便利で僕も活用しますが、以下のようなSEO系プラグインは基本使いません。

  • All in one SEO
  • Yoast SEO

たぶん上記のようなプラグインを使えばSEOに強くなると思っている方もいるでしょう。
しかし、それは勘違いです。

確かにSEOに必要なマークアップが追加されるというメリットはあります。
ただ、ムダも多くSEO系のプラグインを入れるデメリットの方が多いです。

SEOに強いWordPressサイトを作るための9ポイント

それでは、SEOに強いWordPressサイトを作るためにはどうすればよいでしょうか?
大事な要素として、9つのポイントを見ていきましょう。

1.SEO系プラグイン(All in one SEOやYoast SEOなど)は使わない

まず、上記でも触れた通り、SEO系プラグインは使わないことをオススメします。
その理由を簡単に書くと次の通りです。

  • サイトパフォーマンスが悪くなる
  • 脆弱性の問題が発生することが度々ある
  • 細かい部分の調整ができない(有料プランを契約しないといけないことも)

プラグインを入れれば効率的に必要なタグが入れられるかもしれません。
しかし、上記のようなデメリットの方が大きいので、必要なタグは自由に設定できるようにWeb制作者がしてあげるのが大事です。

2.構造化データマークアップはしっかりやる

「SEOに構造化データは関係ない」これもよく言われます。
しかし、構造化データをマークアップすることはGoogleが推奨しています。

また、構造化データをマークアップしておくことで、検索結果の表示のされ方も変わることも。
なので、しっかりとマークアップすることをオススメします。

ひとまず以下についてはしっかり実装できるようにしましょう。

ほかにも、イベントや求人情報など用途によって使えるものがあるので、構造化データを理解していない方はGoogle検索セントラルを確認しておきましょう。

3.プラグインや不要なテーマは極力入れない【スピード改善】

WordPressはプラグインが豊富にあって、さまざまな機能を効率的に実装できるのも魅力のひとつです。
しかし、多くのプラグインは以下のようなリスクがあります。

  • サイト表示スピードが遅くなる
  • バージョンによって、エラーが出たりうまく動かなかったりする可能性がある
  • 複数のプラグインが干渉してうまく動かないことがある

WordPressテーマについても、ほとんど同様です。
プラグインやWordPressテーマは入れれば入れるほど読み込むファイルが増えます。
その結果、パフォーマンス悪化などにつながってしまうので、WordPressテーマやプラグインはミニマムで運営する方がよいです。

4.titleタグを適切に入れる

各ページのSEOにおいて重要度の高いのがtitleタグです。
おそらくテキトーに入れていることは少ないと思いますが、UIを気にしてシンプルなtitleタグにしてしまっているケースをよく見ます。

例を挙げると、サービスページで「SEOコンサルティング|cotrot」みたいな感じですね。
それでも上位化できないわけではないですが、上位化できる確率は下がってしまいます。

なので、東京でSEOにお困りならcotrotのSEOコンサルティング|cotrotのような形で、しっかりと対策したいキーワードを考えたtitleタグにした方がよいです。
ただ、パンくずリストなどには「SEOコンサルティング」と表示したい…ということがあったりするので、固定ページや投稿にはページタイトルとは別にtitleタグを設定できるカスタムフィールドを用意してあげるとよいでしょう。

5.各ページでdescriptionタグを適切に入れる

descriptionタグもSEOには効果があります。
いろいろなサイトを見ていると、descriptionをテキトーにしているサイトは多いです。
そもそもdescriptionを設定していないこともありますよね。

各ページに適切なdescriptionタグを入れるために、titleタグ同様にカスタムフィールドを用意してあげるのがオススメです。

titleタグもdescriptionタグも、SEO系プラグインを入れれば各ページで設定できるようになります。
しかし、上述の通りプラグインは入れずに自作のカスタムフィールドで対応することをオススメします。

6.H見出しを適切に入れる

最近は少なくなりますが、H見出しの構造がめちゃくちゃなサイトをたまに見ます。
下記のようなイメージです。

<h1>サンプル会社</h1>
<h1>Webマーケティングでお困りなら当社にご連絡ください<h1>
<h4>新着情報</h4>
<h2>サンプル会社とは</h2>
<h4>Web業界で15年の実績</h4>
<h3>お問い合わせはこちら</h3>

「そんなサイトないだろ…」と思うかもしれませんが、意外にあるんですよね。
百も承知の事実として、h1→h6までしっかりと階層になるように入れるようにしましょう。

7.canonical/noindexを賢く使う

canonicalやnoindexも賢く使うのがオススメです。
ご存知の方も多いとは思いますが、それぞれ以下のような役割があります。

  • canonical:指定したURLが正規URLとなる
  • noindex:指定したページは検索エンジンに表示されなくなる

たとえば、LPなどSEOを考慮していないページである程度流入が見込まれるのであれば、関連ページにcanonicalを充ててあげることで指定したURLがSEOにプラスとなる可能性があります。
また、評価から除外してほしいようなGoogleから見て低品質なページはnoindexをつけてしまうのもオススメです。

8.OGPを忘れず設定する

SEOに直接関係はないものの、OGPもしっかり設定するのがオススメです。
なぜなら、SNSなどでシェアされた際、OGPが設定されていないとURLだけの簡素な投稿となってしまいます。

そうなると拡散されづらくなってしまいます。
拡散されるとアクセス数増加やSEOへプラスになる可能性もあるため、OGPをしっかり設定するようにしましょう。

9.なによりも、競合を調査し適切なコンテンツを見極めること

最後に、なによりも重要なこととして、競合を調査して適切なコンテンツを見極めることです。

キーワードによって検索意図は異なります。
記事がよいこともあればサービスページがよいことも、求人ページがよいこともあります。
なので、キーワードに合わせて適切なページにするようにしましょう。

キーワード選定については、以下の記事も参考にしてみてください。

自信がないならSEOを考えられたWordPressテーマを使うのもあり

正直、上記のようなコーディングの自信がないなら、SEOをしっかり考えたWordPressテーマを使うのもありです。
オススメのWordPressテーマは以下の記事で解説している通り。

ただ、既存のWordPressテーマはいろいろと制約もあるので、その辺を理解しつつ活用する必要があります。

最後に

低予算で作られたサイトはとくに、SEOをないがしろにする傾向にあります。
SEOよりデザインを重視してしまうケースも多いですよね。

ただSEOをしっかり考慮したサイトを作れば、サイトが資産としてWeb集客の軸となる可能性もあります。
SEOを考えてWordPressサイトを作っていきましょう。

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