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Julia言語のインストールとjuliaupのメモ

Last updated at Posted at 2022-06-05

Juliaがどのようなプログラミング言語かは割愛
juliaupというコマンドでrustupやnpmのようにJuliaのバージョン管理やアップデートが行えるようなのでメモ

Juliaの基本的なインストール

juliaupのインストール時に自動的にJuliaもインストールされるので
あらかじめJuliaをインストールしておく必要がある訳ではありません

juliaupを利用しない場合の基本的なインストール方法です。

Juliaの公式ページのDownloadからバイナリをダウンロードしてインストールする。
この場合、juliaupは使えない(はず)。

新しいバージョンが出た場合にはまたダウンロードページからバイナリをダウンロードしてインストールする必要がある。

メリットとしてはインストールする場所などを任意に指定できることくらい?
環境変数でPathを通す場合などは都度変更する必要がある。

juliaupを使えるようにする

Julia言語公式のリポジトリでjuliaupが開発されている。

このリポジトリに従うと、
juliaupコマンドを使えるようにするには

まず、環境変数を設定している場合はJULIA_BINDIRPathに通すための設定は削除しておく。

次に

  • WindowsではMicrosoft StoreからJuliaをインストールする必要がある。
    (またはPowerShellからwinget install julia -s msstore
  • LinuxやMacでは curl -fsSL https://install.julialang.org | sh
  • Homebrewを使用している場合は brew install juliaup

インストールを実行するとjuliaupがインストールされ、releaseの最新のJuliaがインストールされる。

(MS storeからインストールした場合juliaupがどこにあるかわからないが)
juliaupという名前のディレクトリが作成されて、その中にjuliaupによってインストールされた各バージョンのJuliaが入るようになる。(具体的なディレクトリが知りたければJuliaを起動してエラーを起こせばいい、rand(-1)とか)

環境変数:JULIA_DEPOT_PATHを設定している場合は、
Windowsでは%JULIA_DEPOT_PATH%\\juliaup
他のOSでは$JULIA_DEPOT_PATH/juliaupが作成されてその中へ各バージョンのJuliaがインストールされる。
何らか事情でOSとは違うドライブへインストールさせたい場合などに使える。

Windows Terminalをインストールしている場合はJuliaのプロファイルが追加される。

juliaupコマンドの使い方は-hオプションかリポジトリを参照

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