Juliaがどのようなプログラミング言語かは割愛
juliaupというコマンドでrustupやnpmのようにJuliaのバージョン管理やアップデートが行えるようなのでメモ
Juliaの基本的なインストール
juliaupのインストール時に自動的にJuliaもインストールされるので
あらかじめJuliaをインストールしておく必要がある訳ではありません
juliaupを利用しない場合の基本的なインストール方法です。
Juliaの公式ページのDownloadからバイナリをダウンロードしてインストールする。
この場合、juliaupは使えない(はず)。
新しいバージョンが出た場合にはまたダウンロードページからバイナリをダウンロードしてインストールする必要がある。
メリットとしてはインストールする場所などを任意に指定できることくらい?
環境変数でPathを通す場合などは都度変更する必要がある。
juliaupを使えるようにする
Julia言語公式のリポジトリでjuliaupが開発されている。
このリポジトリに従うと、
juliaupコマンドを使えるようにするには
まず、環境変数を設定している場合はJULIA_BINDIRやPathに通すための設定は削除しておく。
次に
- WindowsではMicrosoft StoreからJuliaをインストールする必要がある。
(またはPowerShellからwinget install julia -s msstore) - LinuxやMacでは
curl -fsSL https://install.julialang.org | sh - Homebrewを使用している場合は
brew install juliaup
インストールを実行するとjuliaupがインストールされ、releaseの最新のJuliaがインストールされる。
(MS storeからインストールした場合juliaupがどこにあるかわからないが)
juliaupという名前のディレクトリが作成されて、その中にjuliaupによってインストールされた各バージョンのJuliaが入るようになる。(具体的なディレクトリが知りたければJuliaを起動してエラーを起こせばいい、rand(-1)とか)
環境変数:JULIA_DEPOT_PATHを設定している場合は、
Windowsでは%JULIA_DEPOT_PATH%\\juliaupが
他のOSでは$JULIA_DEPOT_PATH/juliaupが作成されてその中へ各バージョンのJuliaがインストールされる。
何らか事情でOSとは違うドライブへインストールさせたい場合などに使える。
Windows Terminalをインストールしている場合はJuliaのプロファイルが追加される。
juliaupコマンドの使い方は-hオプションかリポジトリを参照