はじめに
これがQiita初投稿となります。
この度SESをメインに行なっている企業から内定を頂き、来月からエンジニアになります。
これまでの就職活動の振り返りとこれからの私の成長記録をここに記していこうと思います。
私の投稿がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
初投稿の本記事では私のスペックや就職活動などがどのようにして進められたかをお話しして、後編で就職活動で聞かれた質問や未経験の方に気を付けて欲しいことなどをお話出来ればいいなと考えています。
目次
- 私のスペック
- ワークがハローしてくれない
- 絶望と勉強
- 進路と就職活動
- おわりに
1. 私のスペック
- 第二新卒
- 地方私大文系卒
- 新卒入社した前職は1年ほどしか務めてない
- ブランク期間約1年
- 前職は全く別業界、別職種
- 職業訓練校卒
- プログラミングは職業訓練校に行くまで全く触ったことがなかった
2. ワークがハローしてくれない
私このまま何のスキルもなく惰性で一生この会社にいるのかもしれない…。
周りの友達が結婚し始め、昇進し始め、私って何もないなあと思ったのがきっかけでした。
その時は別に「エンジニアになりたい!」と思ったわけではなく、別の職種に就こうとして会社を退職しました。(仕事しながら転職活動するということを強くお勧めします)(ブランク期間約1年の経験者は語る)
ブランク期間3ヶ月目、とある会社の最終面接不採用通知が届きました。流石にブランク期間3ヶ月となると、仕事をしていないことへの焦りと将来の不安が募ります。本当にこのままで転職活動を進めてもいいのか、本当に自分がやりたいことはなんなのか考え、徹底的に自己分析をしました。
私は前職でパソコンを触る機会が多かったのですが、パソコンがポンコツで同期とよく「プログラミングができたらいいのにね〜」と話していたことを思い出しました。
前職の不満を自分が解決出来たら、今後就職する会社に対しては同じ不満が生まれなくなるのでは…?と考え、ハローワークでWebデザインとプログラミングの基礎を学ぶ職業訓練校の申し込みをしました。(単純にプログラミング出来たらめっちゃかっこいいやん…って思ったのもあります)
3. 絶望と勉強
無事に面接を突破し、職業訓練校に通えることになりました。
大体の流れは以下の通りでした。
日数 | 内容 |
---|---|
1ヶ月目 | IllustratorとPhotoshopの基礎習得 |
2ヶ月目〜3ヶ月目 | コーディング、プログラミング |
4ヶ月目 | 自主制作、グループ制作、就職活動 |
IllustratorとPhotoshopでは圧倒的なセンスの無さに落ち込みました。
コーディングもプログラミングもなかなかすぐに覚えられず、最初は家に帰って泣いていました。
よく「留学したから英語話せて当然か〜」とか「理系だから数学できて当然か〜」ということを耳にします。
しかしよく考えてみてください…!
留学しても英語を話せない人はいますし、理系でも数学が得意でない人だっています。
そういう人たちが「出来て当然」と思わせているのは、その人たちのセンスでもなんでもなく、人一倍努力を重ねた結果なんですよね。
私は職業訓練校の面接には突破しましたが、訓練校はあくまで就職する為に基礎を学習出来るところであって、訓練校に通ったからと言って必ずしも就職が出来るとは限りません。当たり前だけど、意外とそこを考えられている人って少ないんじゃないかなと思います。
就職出来るのかという不安で私は家でも学校でもひたすら勉強しました。
IllustratorもPhotoshopも苦手だったので、Adobeのセールで買って家でひたすら練習しました。
コーディングも最初は本当によくわからないまま模写コーディングをして、コードに慣れるところからスタートしました。(個人的には模写コーディングはあまりおすすめではない)
学校では、分からないところがあれば積極的に手を上げて先生に質問していました。(ちょっと恥ずかしくて手が上げられない時は休み時間に必ず質問していました)
努力したら結果はきちんと現れてくれるもので、3ヶ月目には割とスラスラ出来るようになっていました。
私のクラスはWebデザインに特化したクラスだったので、プログラミングよりはコーディングの方が得意でした。
4. 進路と就職活動
3ヶ月目が過ぎた時に自分はどういった就職活動をしていくべきか考えていました。
自分はWebデザイナーやコーダーではなくエンジニアになりたいと考えていたので、どんなエンジニアになりたいか考えていました。
その頃の私はコーディングメインでやっていたことと、サーバーにアップしなくてもすぐに自分が書いたコードが反映されるのが楽しかったのでフロントエンドエンジニアになりたいと考えていました。あとは、ネイティブアプリの開発に興味があったのでアプリ開発が出来るところで就職活動をしていきたいと考えていました。
最初に私のスペックをお伝えしていたと思うのですが、私は訓練校に通って4ヶ月目で既にブランク期間が1年ほど空いていたのもあり、かなり焦っていました。
訓練校に通い始めてからは未経験で応募出来そうな求人をひたすら探して、ピックアップしていたので(応募するところがないどうしよう!とかにはならず)就職活動は割とスムーズに進められたかなと思っています。
4ヶ月目、訓練終了月に本格的に就職活動を始めます。
私は最終的に合計9社受けて、1社内定を頂きました。
4ヶ月目に5社受けて、運良く1社面接に呼んでいただいたのですが、落ちました。
5ヶ月目に4社受けて2社面接に呼んでいただきました。(うち1社は内定が決まったので面接辞退)
正直もっと難航するだろうと思っていたので本当に運が良かったです。(訓練校に通う前就活していたときは、80社受けて全落ちしていたので内定の連絡を見たときは駅のホームで泣いちゃいました)
フロントエンドエンジニアで就活をしていたのですが、内定を頂いた会社では最初バックエンドエンジニアとして経験を積むことになります。
正直今の自分にはバックエンドで経験を積ませていただけるだけでも本当に有り難いです。
会社には面接時に、「将来的にはフロントエンドやアプリ開発メインでやってみたい」ということはきちんと伝えています。会社の人からも「すぐには難しいけどいずれはそういったチャンスを与えられるくらい成長してくれたら嬉しい」というようなお言葉をいただき納得して入社しました。
5. おわりに
就職活動は一旦ここで区切りが付きましたが、ここからがスタートです。
私は内定を貰い入社が決まったことでやっとエンジニアとしてのスタートラインに立てただけなので、ここから人一倍努力していかなければなりません。
エンジニアとしてやっていけるのかという不安もありますが、今は楽しみの方が大きいです!
何事もチャレンジする前に出来ないと決めつけるのはとてももったいないと思います。
私は実務経験もなく、プログラミングも初心者だったので応募できるところも限られていましたし、ブランクも1年あったので画面の向こうにいらっしゃる皆さんより圧倒的不利な状況だと思います。
だけど、最初から無理と決めつけるのではなく、ちょっと勇気を出して応募したり、話を聞きに行くだけで状況が一変する事ってあります!私が断言します!
未経験で応募して面談や面接のチャンスを与えてくださる会社は、最初から私たち未経験に対して期待はしていません。それを理解した上でチャンスを与えて下さっているので、エンジニアとしての素質をどれだけ上手に魅せることができるかが重要だと思います。
「綺麗事うるせ~~~」ともしかしたら思う方もいらっしゃるかもしれません。
私も80社応募して全落ちしていたときは人生に絶望していましたし、「うるせ~~~」と思いました。(正直)
でも、どうせならグチグチ文句言って何の意味もない時間を過ごすより、ちょっといい気分で自分をヨイショして過ごした方が圧倒的に楽しいし、そうやって過ごしていたら本当にいいことが起こります(急にスピリチュアル(?))
だから、皆さんも「良いことしか起こらん!」とか「私を落とす会社ってセンスないわ~」くらいの気持ちで就職活動をすることが大切です。
そして私はやっと掴んだチャンスなので、きちんと自分のものにしてここから急成長していきます!(宣言)
拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
後編では、面接の詳細や使ってきた求人媒体、就職活動の注意点などをお話していこうと思いますので、少しでも気になっていただけましたらそちらも読んでいただけると嬉しいです。
ありがとうございました。