Visual Studio Code(VSCode)は、豊富な拡張機能を通して機能を自在に強化できる優秀なエディタです。今回は前回に続き、第2弾として「作業効率を高める」「コード品質を向上させる」拡張機能をいくつか紹介します。
VSCode のおすすめ拡張機能の第1弾は、こちら
1. GitLens – Git supercharged
GitLens は Git の履歴や変更を視覚的に表示してくれる拡張機能です。特にチーム開発や OSS に参加している方には必須といえるレベルの便利さです。
- 誰がいつ書いたコードなのかが一目で分かる
- コミット履歴の比較・ナビゲーションも簡単
- GitHub 上のリポジトリとの連携もスムーズ
✅ コードに集中しながら、変更の背景まで把握できるのが魅力です。
2. indent-rainbow
Python などインデントが意味を持つ言語では、インデントのずれによるバグが頻出します。indent-rainbow
はレベルごとに色を変えてインデントを表示してくれるため、視覚的に構造が分かりやすくなります。
- コードの可読性が大幅に向上
- ネストの深さを一目で把握可能
✅ 特に初心者にとっては「見やすさ=バグの減少」に直結します。
3. Error Lens
コードにエラーや警告がある場合、VSCode 標準ではエディタ下部やサイドバーに表示されますが、Error Lens
を導入するとその場で強調表示され、見落としにくくなります。
- エラー箇所をハイライト
- 詳細なメッセージがコードのすぐそばに表示される
✅ 「なぜ動かないのか」がすぐ分かるようになります。
4. Live Server
HTML や CSS を学習中の方におすすめなのが Live Server
。ローカル環境でリアルタイムにブラウザへ反映してくれるため、コーディング→確認の流れが圧倒的にスムーズになります。
- 保存時に自動リロード
- 外部ブラウザで簡単に確認
✅ 初学者でも Web 開発のフィードバックサイクルを素早く体感できます。
5. Better Comments
コード中のコメントに「意味」を持たせたいときに便利な拡張機能です。TODO
, FIXME
, !重要
などを色分けして強調してくれます。
- チームでの情報共有にも有効
- コメントがタスク管理ツールのように使える
✅ コメントに「役割」を持たせることで、読み返しやすくなります。
まとめ
第2弾では、作業効率とコードの見やすさを重視した拡張機能を中心に紹介しました。特に以下の方にはおすすめです:
- チーム開発で Git を使っている方
- HTML/CSS の学習中の方
- Python などインデントが重要な言語を書いている方
プログラミングを体系的に学びたい方へ
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