「Docker、はじめてみました」シリーズの続編です。
※ 本記事ではWindows WSL2上の説明をしていますが、基本的にMacでも使えます
本記事で目指すところ
実際にdockerfileを作成し、イメージ作成とコンテナ作成を行います。
今回はPython環境の設定を目指します。
基本的にPart2と同じです。
JupyterLabを使っています。
dockerfileの作成
Pythonのdockerイメージは色々とあるけどbullseye選んでおく
今後Dockerfileを更新していくことを考えてbase版を記載しておく
plaintext
# Python 3.12 ベースイメージ
FROM python:3.12-bullseye
# 作業ディレクトリを設定
WORKDIR /home/jupyter
# 必須パッケージをインストール
RUN apt-get update && apt-get install -y --no-install-recommends \
build-essential \
&& apt-get clean && rm -rf /var/lib/apt/lists/*
# Jupyter Lab のインストール
RUN pip install --no-cache-dir \
jupyterlab
# ポート設定
EXPOSE 8888
# デフォルトのコマンド
CMD ["jupyter", "lab", "--ip=0.0.0.0", "--port=8888", "--no-browser", "--allow-root"]
Dockerイメージの作成
作成したDockerfileがあるディレクトリに移動しておく
bash
docker build \
> -f py3.12-bullseye:base \
> -t py3.12:base \
> .
※今回はあえて具体的な名称を入れておきます!
Dockerコンテナ作成
bash
docker run \
> --name <Dockerコンテナ名> \
> -p 8888:8888 \ # この部分でポートを割り当てている
> -v /home/<ユーザー名>/<マウントしたいディレクトリ>:/home/jupyter/<マウントしたいディレクトリ> \
> -d <Dockerイメージ名>
Dockerコンテナ起動
bash
docker start <コンテナ名>
bash
docker logs py3.12-base
上記で表示されるURLにアクセスするとJupyter Labが立ち上がっている
→ ブラウザのお気に入りにでも入れておきましょう!
最後に
これでRとPythonがひとまず使えるようにはなった。
この時点で知っておくべきTipsや基本的内容があればぜひコメントください!